戻ってこいよ ページ47
〜玲於side〜
なんで来たの？って言われてもなぁ。
俺もなんで来たのかわかんねえし。
まあ、テキトーに話したかったから。って言って片付けた。
なのに、私も玲於くんともっと話したかったの！なんてニコニコしながら言って
やっぱり笑った顔は女の子だなとか思っちゃったり
てか、こんなこと思うのも俺らしくないからやめよ。
なんか恥ずかしくなってきたわ。
『とりあえずさ、どっか行こうよ。』
A:「焼き鳥屋さん？」
『いや、たまにはファミレスとかでもいいでしょ。』
A:「でも、それじゃあ玲於くんバレちゃうよ？」
あ。忘れてた。
ファミレスじゃバレるか。
なんか、こいつといると自分が芸能人って事を忘れるんだよね。
普通に、1人の人として接してくれるから。
なんか今になって隼の言いたかったことがわかった気がする
俺も鈍いな。
A:「公園とかでもいいよ？今日そんなに寒くないし」
『じゃあ、自販機であったかいもん買ってこ。』
A:「そうだね」
･
･
会社に一番近い公園に立ち寄って
ベンチにふたりで座る
A:「2人なら夜も怖くないや笑」
『いつも夜どうしてんの？』
A:「まあ、家には基本、お兄ちゃんいるし、こんなに遅くなることもないから大丈夫なんだ。」
『ふーん。1人じゃなければ大丈夫なんだ。』
A:「うん。だからね、一番はじめに選んだのもシェアハウスだったんだ。たくさん人がいて、孤独になることがないんだろうなって。」
なんか俺最低なことしたかも。
考えてみれば、上京してきて何も知らない田舎っ子を追い出したんだ。
まだこっちにAの兄貴がいるから孤独にならずに住んだけど
もしいなかったらどうなってたんだろう
A:「ほんの2、3日だけだったけど、皆で過ごせて楽しかったな」
『……』
A:「あ、ごめん！これじゃあ、遠回しに戻りたいって言ってるみたいだね。今はなんとも思ってないから大丈夫！」
今はなんとも思ってないって…
てか、俺ももう少し早く心開けばよかった。
今じゃもう遅いかな。
戻ってきてくれたりとかしないかな。
『ねぇ。』
A:「ん？なに？」
『…戻ってこいよ。』
今さらこんなこと言うとか。
バカだな。俺
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こもりん(プロフ) - も えさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、嬉しいです！楽しんで読んでください♪ (2017年4月4日 10時) (
レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
も え - 今日初めて読んで、いっきに読んじゃいました笑キュンキュンするし、面白いし、泣けるし、いろんな要素がつまってて読んでて飽きませんでした！2もさっそく読んでみたいと思います！こもりんさんのファンになっちゃいました笑これからも頑張ってください！応援してます (2017年4月4日 10時) (レス) id: 15713a1589 (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - うん♪頑張れ!! (2017年2月18日 12時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - あらこもりさん» ありがとう！頑張るね♪ (2017年2月18日 12時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - そんな〜笑面白いキュンキュンなストーリーを書いてくれるみづのファンはいっぱいいるから私だけじゃないもんね〜でも一番応援してるからね!!!頑張れ♪ (2017年2月18日 11時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2017年2月4日 0時
