なんで来てくれたの？ ページ46
『戻りましたー。』
会社に戻って自分のデスクに向かう
データを作成しないと
ふぁ〜ってあくびをしながら伸びをして
よしっ。ってパソコンとにらめっこ
彩花:「おっ。頑張ってるね。」
『彩花さん！はい、明後日には終わらせたくて』
彩花:「そんな頑張る後輩ちゃんに先輩からプレゼントをあげよう」
『え？なんですか？』
彩花:「コーヒーとチョコレートでーす。はいっ、これ食べて頑張れ！」
『ありがとうございます！頑張ります！』
甘いもの食べると集中力が続くって言うもんね
よし。これ食べてラストスパート頑張ろ！
･
･
『ん〜！』
椅子にもたれかかって伸びをしながら時計を見る
『もう12時か…』
ダメだ。眠い。ギブアップ
『帰って寝よう。もうダメ。』
気付けば周りにはもう誰もいなくて
自分のデスクのライトが孤独に光るだけだった
1人って悲しいな。
なんか怖いし。
ああ。やだな。このライト消したら真っ暗じゃん。
私暗いところとか、怖いのムリなんだよね。
『せめて誰かあと1人くらいいてくれればな…』
デスクのライトを消して
自分のスマホの光を頼りにエレベーターに向かう
ひとりエレベーターってこれ以上怖いことないよ。
出そう。やだ。
『早く1階までいかないかなぁ……』
＿ピコンッ
『わあっ！…もう！こんなときに誰？』
玲於外にいる。
『外にいる…？』
外って会社の外？
え。なんで私の会社知ってんの？
まあ、いいや。
いまはそんなことどうでもいいから誰か近くにいてほしい。
太陽なんて沈まなければいいのに。
･
･
『玲於くん！…って。あれ？』
いない。
あれ？もしかしていたずら？
玲於:「おっそ。なにしてたの。」
『あ、いた！ごめんね。会社の中が怖くてなかなか動けなかったの』
玲於:「怖いのダメなんだ。」
『苦手。そういえば、なんで玲於くんは私の働いてる会社知ってるの？』
玲於:「彩花さんの働いてるところだから。」
『あー！そっか！確かにそうだね！』
あれ？でも、なんで玲於くんは来てくれたんだ？
『玲於くん、なんで来てくれたの？』
玲於:「…まあ、話したくなったから。」
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こもりん(プロフ) - も えさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、嬉しいです！楽しんで読んでください♪ (2017年4月4日 10時) (
レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
も え - 今日初めて読んで、いっきに読んじゃいました笑キュンキュンするし、面白いし、泣けるし、いろんな要素がつまってて読んでて飽きませんでした！2もさっそく読んでみたいと思います！こもりんさんのファンになっちゃいました笑これからも頑張ってください！応援してます (2017年4月4日 10時) (レス) id: 15713a1589 (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - うん♪頑張れ!! (2017年2月18日 12時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん(プロフ) - あらこもりさん» ありがとう！頑張るね♪ (2017年2月18日 12時) (レス) id: c137379bdb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - そんな〜笑面白いキュンキュンなストーリーを書いてくれるみづのファンはいっぱいいるから私だけじゃないもんね〜でも一番応援してるからね!!!頑張れ♪ (2017年2月18日 11時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2017年2月4日 0時
