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第83話 ページ37

(竈門炭治郎side)





「Aさん…!」




真っ直ぐ猗窩座を追いかけに行ったAさん。

煉獄さんをここまで追い詰めた鬼だ。
Aさんだって柱でとても強いとは言え、1人で大丈夫だろうか。




「た、炭治郎…どうすんだよ、あの柱。1人で突っ走ってったけど、大丈夫なのかよ…。

あの人、なんか変な音がしたんだ…」



善逸が心配そうに尋ねるけど、俺にもわからない。

俺も、柱合会議で初めて会った時から感じていた。


Aさんの匂いには、どこか違和感がある。

その違和感がなんなのか、わかりそうでわからないからモヤモヤする。


冷徹な声でおっかない事を言うし、柱合会議の時の俺を睨む顔は怖かった。

だけど、最後は俺の過ちを正してくれた。

良い人のはずなんだけどな…





「Aさんは救護班を呼んだと言ってた。
それまでは言われた通り煉獄さんの手当てをしよう。

救護班が到着したら、俺は怪我してるけどまだ動けるからAさんを追いかける」


「俺も行くぜ!!あの鬼ぜってぇ許さねぇ!!!」


「バカかお前!戦いに行くんじゃないからな!?もしものために霧柱の様子見に行くって言ってんだよ!!」




今にも1人で走っていってしまいそうな伊之助と、それを止める善逸。


2人の言い争いを聞きながら、森の方を見つめた。




なんだか、嫌な予感がする。





「…なぁ、やっぱり俺今すぐAさんを追いかけに行ってくる。2人は煉獄さんを見守っていてくれないか」



「その必要はない」



「でも…!









………って、あれ!?

と、冨岡さん!?」







いつの間に…!?





「俺が行く」





突然現れた冨岡さんからは、珍しく強い焦りの匂いがした。

見た感じではわからなかったが、動揺しているみたいだ。




「わかりました、気をつけt…

…行っちゃった」



相変わらず速い…




「Aさんも冨岡さんも、どうかご無事で…!」

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れみ(プロフ) - 華花。さん» 華花。様はじめまして!コメントありがとうございます!とても嬉しいです…!続編でも頑張りますのでこれからも呼んでいただけると嬉しいです!! (2021年11月3日 15時) (レス) id: c2e31f4a0e (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - Royal×Edenさん» いつも感想ありがとうございます!続編でもまた会えるのを楽しみにしてますね! (2021年11月3日 15時) (レス) id: c2e31f4a0e (このIDを非表示/違反報告)
華花。(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。れみ様の書かれる言葉の一つ一つが物凄く好きです!お忙しいとは思いますが、体調にお気をつけて更新頑張ってくださいね。続編も楽しみにしております! (2021年11月2日 21時) (レス) @page49 id: 2bd2296ed7 (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - 柚葉さん» ありがとうございます!実弥たくさん出せるように頑張りますね!!また続編でお会いしましょう〜! (2021年11月2日 0時) (レス) id: c2e31f4a0e (このIDを非表示/違反報告)
Royal×Eden - れみさん» れみさんこんばんはRoyal×Edenです!!夜中までお仕事お疲れ様です。最近は余り仕事の続きやらワクチン接種で感想が遅れて大変御迷惑をかけてしまいました(´д`|||)いよいよ第三章に入りますが一体ヒロインはどうなるのか気になってきます(^w^)♪ (2021年11月1日 19時) (レス) @page49 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れみ | 作成日時:2021年4月21日 19時

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