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＊・８４・＊ ページ24
智side
もうすっかり、自分の定位置になったソファー。
これ、気持ちいいんだよ
座ると沈むの。
おいらはいつも以上にその感触を味わいながら座った。
今日も、包み込むように沈んでくれた
「しょーくん…」
本当はね？
悪口言われてもどうってことなかったんだ…
だって今まで散々言われてきたんだもん。
除外されることだって、普通にあったから
「っつ！……ぅ…」
ねえ
ねえしょーくん
しょーくんは
おいらのこと受け止めてくれる？
「いっ……たぃ…」
大丈夫だって…
しょーくんとの関係は絶対壊れないって
だって何回も助けてくれたんだから
「まだ、いけるよね…」
ソファーを愛おしくなでた
.
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作者名：もとの
| 作成日時：2014年10月13日 14時
