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翌朝、俺はこのモヤモヤを解くためにわざと質問した。
『なぁーお前、俺に何か隠してる事あるよな？』
そうやってクローズドクエスチョンすることで、大体のヤツはボロを出す。
ほら、目の前のチソンアは動揺している。
これは絶対に何か隠している。俺に言えないことって何？
ちょっとイライラしながら、怖い顔になっているであろう俺はそのまま追い詰めることにした。
『俺、知ってるんだからな。このまま、隠し通せると思うなよ…』
何も知らないし、見当つかないけどそう言うと
「べ、別に何もないですよ…」と自信なさげに呟くチソンア。
その後も頑なに言おうとしないチソンアに、俺はイライラ通り越して悲しくなってしまった。くそ、こうなったら最終手段を使おう。
『お前にとって俺はそんなに信用ないのか…
そっか、そうだよな。どうせ、ユジョンヌナには相談してるんだろ？俺だけ除け者にしてさ。もう、いいよ』
わざと投げ出すようにそう言って、その場から立ち去ろうとすると
「わ、わかった！！言います、言うから！」
と俺の腕を掴んで引き止めてくれたチソンア。
おぉ、俺の計算通りだ。チソンアがこう言われてこう行動されることに弱いと言うのが分かっている、さすが俺。
『いいの？俺、頼りないよ？』そう悲しげにわざと言うと
「僕こそ、ずっと黙っててごめんなさい」と何故か謝ってきた。
何を隠していたのだろうか？
全く想像できないし、チソンアが俺に隠し通せると思っていたのも謎だが
「怒らないで聞いてくださいね…
その、えっと。僕、す、好きな人ができました！」
時間をかけてゆっーーーーくりと発した言葉は意外だった。
女友達さえいる様子もないチソンアに、好きな女ができた！？
『チソンア、お前、いつから！？』
「えっと、いつからだろう？つい最近？」
さ、最近？？最近って、夏休み期間ってこと！？
『で、どこまでいった？どこまで、やったの？』
「ちょ！ちょっと！！好きな人って言ったよね？やめてよ！何もしてないよ！」
真っ赤になった顔でぷんぷんしているチソンア、可愛い…
じゃ、なくて。
好きな人って、女だよね？女か、女か…
チソンアが、その女と楽しそうにデートする、だんだんと俺からの連絡も無視するようになる、そしてそのまま俺の事を忘れる…
と妄想に妄想が積み重なり、勝手にイライラしてきた。
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hkr(プロフ) - すごく面白いです……… 一気に読んじゃいました…… 不器用ならジェミン君がたまりません（ ; ; ） (10月25日 8時) (
レス) @page45 id: fcc5d5eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - そう言って頂けて私も嬉しいです// 実はこの作品を知ったのは書き手さんがツイッターで 好きな作品です、と紹介されていたのがきっかけでした。こんなに面白くて素敵な作品に出会えて凄く嬉しいです！無理せず作者様のペースでゆっくり書かれてください´`* (2021年8月30日 4時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
ころころまん(プロフ) - みいなさん» ほんっととに、コメント嬉しいです。泣 ありがとうございます。最近スランプでして…このコメント頂き興奮しました。きゅんきゅんしてくれたのが嬉しすぎます。ほんっとにありがとございます！！絶対に更新しますね。絶対しますね！！ (2021年8月29日 20時) (レス) id: ddd6b54eb6 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 初めまして、とっっっても面白かったです！素直なジェノも不器用なジェミンとへちも恥ずかしがり屋のちとんあも皆可愛くてきゅんきゅんしちゃいました´`* 続き楽しみにしてます！ (2021年8月29日 19時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
ころころまん(プロフ) - Kikiさん» き、き、キキさんじゃないですか！！やばいです！！めっちゃコメント嬉しいです泣大ファンでいつも作品読まさせて頂いております！！ほんとにコメントありがとございます！！これからも更新頑張るのでキキさんも体調みながら頑張ってくださいね。好きです！！笑笑 (2021年8月6日 17時) (レス) id: ddd6b54eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ころころまん | 作成日時：2021年4月23日 20時
