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「えっ…」
”付き合って下さい”でもなく、”付き合わない？”でもなく、”付き合おう”。
拒否権のない告白の仕方がなんともジョンハンらしい。
「俺、お前のこと好き。」
ぎゅっ、と握られた手に力が入る。
「…返事は？」
私もまた、その手を握り返す。
「………いいよ。」
こうして私達は、晴れて付き合うことになった。
「なんか、まだ帰したくないな、」
「ふふ、回り道でもする？」
ゆらゆらと街灯に照らされて映る2人の地面の影。
家の近くにある公園まで来た。
「ここまでありがとう、もう一人で大丈夫だよ。」
「最後に、A補給させて…」
なんて両手を広げて私を待つジョンハン
早く、と言わんばかりの視線に呆れながらもその胸に飛び込む。
ぎゅ〜っ
内蔵が口から飛び出るのではなんて思うくらい強く抱き締められたあと、腰に回る腕。
「…ちゅーしたい」
「は？！」
流石に夜とはいえ公共の場でされるのはあまりにも恥ずかしいので、近付いてくるジョンハンの顔をグイグイと押し返しながら攻防を繰り返した。
「わ、」
ちゅっ、
ジョンハンは唇ではなくおでこにキスを落とした。
「…次は絶対してやるからな、覚悟しとけよ、」
なんて悪党の捨て台詞のように言うジョンハンに思わず笑ってしまった。
「ありがとう、気を付けてね。」
「おう、Aもな」
「…好きだよハニ、」
なんて言って急いで家の中に逃げ込む。
「……それはずるいだろ…」
道端に座り込み、顔を赤く染めたジョンハンがいたことを、私は知らない。
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け(プロフ) - 返信ありがとうございます！お話需要あるのでもしTwitter開設するなら読みたいです。応援しています！ (2021年9月18日 21時) (
レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
おはな(プロフ) - けさん» ありがとうございます(;_;) (2021年9月18日 17時) (レス) id: 7b8c5435e0 (このIDを非表示/違反報告)
け(プロフ) - 更新楽しみにしています:)！ (2021年9月18日 0時) (レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはな | 作成日時：2021年9月16日 23時
