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ようやく見つけたわたあめの屋台。
下駄で歩く私に気を遣ってくれたのか、ちょっと休んで待ってな、なんて言いながら屋台に向かうユンジョ。
どうやら買いに行ってくれるらしい。
屋台の列に並ぶユンジョを確認し、少し時間がかかりそうだななんて考えた私は電灯にもたれ掛かり、ユナに連絡を取ろうと携帯を取り出す。
目線を落とした足元に、影が映る。
「あれ、案外早かったね」
わたあめを買った尹所が戻ってきたのかと思い、顔を上げながらそう言えば、
「わ、やっぱそうだAじゃん覚えてる？」
「相変わらず可愛いね！」
「うわ〜久しぶりに見た、なんで1人なの？」
「俺らと一緒に回ろうぜ〜笑」
…中学時代の同級生達だった。
男4人組でつるんでいた彼等は非常に柄が悪く、要するに私の嫌いな人達だ。
中学時代、何かと話しかけてくる彼等に嫌気がさし、よく女子トイレに逃げ込んでいたのは嫌な思い出だ。
「あ、久しぶり…今友達を待ってるの。一緒に回るのはちょっとキツイかな、」
ははは、なんて愛想笑いを浮かべながら早くどこかへ行けと念を送る。
「え〜、折角会ったんだしもうちょい話そうよ、」
「なんならその友達も一緒にさ！」
「俺らも友達探すの手伝うよ、な？」
なんて私の肩に手を回しながら歩き出そうとする。
「ちょ、やめて、離してっ、」
ドンッ、と突き放せば
「いった、今俺の事突き飛ばした？」
「あっ、ごめん…」
後退りすれば私を囲んでくる4人。
「(これはまずいぞ…どうしようか、)」
と考えていた矢先
「…なにしてんの？」
今までに聞いたことの無いドスの効いた低い声が聞こえた。
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け(プロフ) - 返信ありがとうございます！お話需要あるのでもしTwitter開設するなら読みたいです。応援しています！ (2021年9月18日 21時) (
レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
おはな(プロフ) - けさん» ありがとうございます(;_;) (2021年9月18日 17時) (レス) id: 7b8c5435e0 (このIDを非表示/違反報告)
け(プロフ) - 更新楽しみにしています:)！ (2021年9月18日 0時) (レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはな | 作成日時：2021年9月16日 23時
