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次の自己紹介は前後だった。
幸い、昨年も同じクラスで気軽に話せる女友達だったので難なく終えた。
…さあ問題は次だ。
自由にどうぞと言われても私にはユナしか自分から話しかけれる人はいない。
仕方ない。行くか、ユナの所へ。
と思い席を立てば再びジス君を捕まえているユナ。
なるほど、そんな手があったか…と考え先程自己紹介を済ませた2人をちらりと見てみる。
…うん。もう2人とも仲良さげに他の人と話している。
さあどうしたものかと考えながらぽつんと立ちっぱなしでいると、
「(ﾄﾝﾄﾝ)」
誰かに左肩を叩かれた。
振り向いた先には、ユンジョンハン。
「…ぼっち同士、話そ」
そう話しかけてきた彼にコクリと頷く。
「ユン・ジョンハン。よろしく。」
「こちらこそ、キム・ミサキです…」
「…」
「…」
何だかさっきも見たような光景な気がするが、私は意を決して話しかけることにした。
「あの、「あのさ」」
…被った。
無言も気まずいがこれもこれで結構気まずい。
「…そっちから、いいよ」
「さっき席空けてくれたよね、？」
「お礼言いたくて。」
「あー、俺がロッカーもたれ掛かりたかっただけ」
「別にAさんの為とかじゃないよ」
非常に恥ずかしい。
自惚れていた自分を殴りたい。
「あ、そうなんだ…なんか、ごめんね？はは、じゃあそろそろ、」
なんて早々と切り上げようとしたその時
「まだ俺の話終わってないんだけど、」
「Aさんスンチョルと呼び捨てで呼びあってたけど仲いいの？」
げ、これは俺のスンチョルと馴れ馴れしくすんな的な…？
「あれはスンチョルがそうしてって言ってきたからで、、「じゃあ俺も、ジョンハンでいい。Aって呼ぶから。」あ、うん？」
「ほら、呼んでみて、俺の名前。」
なんなんだこの人。
何を考えてるのか良くわからん。
少し反抗してみたくなった。
「…………ユンジョンハン。」
「…なんでフルネームなわけ？」
「はい、自己紹介おしまい、皆席に着いて。」
やっとこの気まずい空気から解放される。
「よろしくね、ユンジョンハン。」
そういい逃げるように席に着いた。
「素直にAの為にどいたって言えよ〜」
「うるさい」
「なんでお前は名前呼んでもらえるのに俺はフルネームなんだよ…」
なんて会話をしていたこと、私は知る由もない。
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け(プロフ) - 返信ありがとうございます！お話需要あるのでもしTwitter開設するなら読みたいです。応援しています！ (2021年9月18日 21時) (
レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
おはな(プロフ) - けさん» ありがとうございます(;_;) (2021年9月18日 17時) (レス) id: 7b8c5435e0 (このIDを非表示/違反報告)
け(プロフ) - 更新楽しみにしています:)！ (2021年9月18日 0時) (レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはな | 作成日時：2021年9月16日 23時
