「ここにひとつの席が」 *写納 ページ1
「そこにひとつの席が」
そこにひとつの席がある。
僕の隣に座っていた
貴方の温もりがまだ微かに残っている席がある
僕を見てはいつも、
「なんだい？」と笑う貴方が、
今は僕の隣に居ない。
貴方と僕が始めて出会った時は互いに
嫌っていたことを覚えている。
けれども
日を増すごとに、貴方は僕に優しくしてくれるようになり、
僕もそんな貴方に心を許すようになった。
貴方はもう人ではなかったけれども
僕を抱きしめてくれる貴方の温もりが
優しくて安心できる居場所になっていた。
貴方と僕が生きた時間は違うけれど
愛していたことにはかわりないから…
せめて――――
月日が巡って、時が立ち、生まれ変わって また貴方と、逢えたなら
その時は、
貴方の傍にいて いいですか……？
そこにひとつの席がある
今はもう人の温もりも感じられない
古びたぼろい席に
あの人が好きだった
美しい黄色のバラが
綺麗に咲いていた
――――――――――――――――――
――――――――
この話は、ある詩の題名と一行を借りてつくっています
授業で先生から出た課題で作ってしまいました((殴
写納になってますかね？
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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西 - この方角に福があるはずです
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尾浜渚 - かなとさん» 指摘ありがとうございます、オリジナルフラグを外します。 (2019年9月10日 16時) (
レス) id: 1d01e49d2e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年9月10日 16時) (レス) id: cb71b72b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：尾浜渚 | 作成日時：2019年9月10日 15時
