検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:24,775 hit

episode 3 ページ5

「ここが忍たま五年の長屋です」
「へぇ…ここが…」
「なんだかすごく疲れてませんか…?」
「当たり前だよ!!なんなんだあのおかっぱ頭の前髪ぱっつん!!」

おかげで変な汗かいた…
にしてもダイブ我儘な爺さんだったな…

‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「そなたがいきなり門の前に現れた者じゃな?」
「いきなりかは存じませんが…」
「よし!決めた!おぬし、この学園の生徒になるのじゃ!!」
「学園長先生!Aさんはもう16です!」
「歳など関係ない!素質があるかどうかじゃ!!」
「だったら僕にはその素質はありません」
「なんと!おなごの癖にかなり辛辣じゃな!!」
「辛辣ですみません」
「ぬぅ…では、事務員として働けぇい!!働かざるもの食うべかあらずじ ゃ!!」
「だいぶ自我の強い爺さんだな…」
「Aさん…」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐

あれで昔は名を轟かせたエリート忍者とか、ありえねぇ…

「あれで昔はエリート忍者だったんですから、不思議ですよね」
「自分の学園の学園長、そんな扱いでいいの…?」
「大丈夫ですよ〜」

いや、ダメだろ
今僕も一瞬思ったけど、ダメだろ

「ここがい組の部屋で、隣がろ組です」
「そういう伊作は?」
「は組です」

ですよね。

「まずはい組の奴らに挨拶しちゃいましょうか」
「あれ、なんかここに住む前提の話になっている気が…」
「他に空き部屋ないですよ?」
「ここにします」

我儘は言えないし…
しょうがない
あくまで僕はここ、忍術学園に置いてもらっている身だし。
贅沢は言えない

僕が固い決心をしていると、隣からボコッと物凄い音が聞こえた。

おそるおそる音の聴こえた方へ目をやると、頭から桶をかぶった伊作がいた。
その向こう側には焦った顔の久々知兵助。

「善法寺先輩、大丈夫ですか!?」
「ら…らいりょ〜…う…」

絶対大丈夫じゃないと思う

episode 4→←episode 2


ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーネーム

「池沢」さん。グラスの中の紫色の液体はなんなのか聞いてみよう


目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:落乱 , 忍たま乱太郎 , 忍たま   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:那唐 | 作成日時:2012年5月6日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。