8話 こんなゲームなんて ページ8
<舞視点>
舞「え…?」
狼が去って、私は困惑した。
占った狼が太一さんだった。
でも、どうして?太一さんは朝霧さんを殺すような人じゃない。
じゃあ、なんで太一さんは朝霧さんを?
ダメだ…頭が混乱して、何も考えられない。
陽「…………!」
陽子さんが何か言ってる。だけど、夜だから何も聞こえない。
そういや、人狼って、何人だっけ?
そもそも、私は何のためにこのゲームをやってるの?
朝霧さんも、平田さんもいなくなって、殺したのも私たちの大切な仲間。
私は…どっちとも仲良くしたい。みんなと友達でいたい。
じゃあ、私は何をすればいいの?どうすればこのゲームを終えられるの?ねぇ…誰か、教えてよ。
『皆さん、恐ろしい夜が明けました。そして、イベントが終了しました。会議を開始してくださ
い。』
杉「会議を始めるぞ。今回の被害者は………朝霧だ。」
翼「だれか見てない?」
陽「舞ちゃん………。」
陽子さんが心配そうに私を見る。私のことを疑ってるのかな?
舞「………。」
太「僕、見ちゃったっす。朝霧の死体の上で立っている舞を。」
太一さんが私のことを報告する。まぁ、そうだよね。太一さんはそうするしかないもんね。
杉「それは本当か?」
陽「それは私も見たけど………なんとなく犯人は舞ちゃんじゃない気がする。」
翼「なんで?」
陽「だって、舞ちゃんは、あの時泣いてた。殺した人ならなくわけなくない?」
翼「一理あるね。でも、ここまでなんか変じゃない?」
杉「なんでだ?」
翼「だって人狼は二人いるんでしょ?なら、二人犠牲者がいたほうが自然じゃない?」
確かに、じゃあ、片方が太一さんで、もう一人いるってこと?
舞「私、見ちゃいました…昨日の夜、太一さんが朝霧さんを殺すのを。」
太「………。」
翼「さっきの話からして、犯人は太一さんと陽子さんと舞さんがちかくにいたってことでし
ょ?なら、太一さんだけじゃなくて陽子さんもロラしていいかも。」
杉「じゃあ、今回は太一、そのあとは寺西を釣ろう。」
『会議の時間が終了しました。投票を開始してください。』
私はスクリーンに映る太一さんの名前を選択する。
ごめんね…、早く、こんなゲームを終わらせなきゃ。
『投票を終了します。今回追放されたのは反後太一さんです。』
太「みんな…ごめんっす…。僕が…殺したっす…。」
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びーだま(プロフ) - 駄作者ことあやさん» ありがとうございます!でもやっぱりまだキャラの感情表現が難しいです…。続編も出す予定なので楽しみにしててください! (12月10日 23時) (レス) @page8 id: fc2e71b682 (このIDを非表示/違反報告)
駄作者ことあや(プロフ) - わっ新作!びーだまさんの作品の雰囲気が私は好きですね! (12月8日 20時) (レス) @page7 id: 6622b2e03e (このIDを非表示/違反報告)
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