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幼馴染み達の奥底を目の当たりし、心を和ませつつ
勝己の隣を歩くとおそろしい速さのオールマイトが
勝己の肩を掴んだ。
オ「爆豪少年！！」
「言っておくけど..！自尊心ってのは大事なもんだ！！君は間違いなくプロになれる能力を持っている！！君はまだまだこれから...」
勝「放してくれよオールマイト歩けねぇ」
「言われなくても！！俺はあんたをも超えるヒーローになる！」
はっきりと言い切る勝己にオールマイトは戸惑いつつ手を放した。すいませんね、失礼なファンで。
『ありがとね、毎日送ってくれて』
勝「.....別に」
立ち直った、といってもまだいくらか傷心している彼。仕方ない、と私は周りに人がいないか確認してから腕を広げる。
『ほら勝己、おいで！』
誰も見ていないから、と付け足すとゆるゆる私に腕を伸ばし胸に閉じ込めた。
ぐりぐりと肩に頭を押し付けられ応えるように撫でてやり、しばらくそのまま。
仕舞いに隙間のないくらい強く抱き締めるとどちらともなく腕を放す
『じゃあ、また明日』
勝「おう」
頗る機嫌の良くなった勝己の頬を軽く撫で、私は家の中へ身を翻した。
“これ”は私達なりの励まし方で、幼少期は時々やってやったが、まさかこの年になってやるとは思わなかった。
まあ、勝己は無いに等しい経験だったろうし多少甘やかしてもいいか。
そう自己完結し、頷きながら靴を脱いだ。
＿＿＿＿僅かに頬を染め、口元を緩める勝己には、一切気付かずに。
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おはぎ(プロフ) - 一部完結しました！ 続編の一樹之陰もよろしくお願いします！！ (2020年8月11日 13時) (
レス) id: 0cc47c4f65 (このIDを非表示/違反報告)
おはぎ(プロフ) - わぁ！！ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年8月10日 14時) (レス) id: 0cc47c4f65 (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - すごく面白いです。続きが楽しみです！ (2020年8月10日 14時) (レス) id: ee2ee390ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはぎ | 作成日時：2020年8月6日 19時
