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『フゥ.....』
隊服から制服に着替えネクタイを結んでいると肩を叩かれる
「ね、Aちゃん！」
『？あァ、葉隠か。』
振り向くと服だけが浮いており、一瞬目を見開いた
葉「透でいいよ！あのね、尾白くんから聞いたよ！
始まってすぐ捕まえたって！！スッゴいね！！」
興奮したように両手を上下に振る透に笑う
『ありがと』
「ホンマ！！全然追えなかったわ〜」
ふと見渡すと女子全員に囲まれている。こわ。
梅「ホントね。私 蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」
芦「私 芦戸三奈！！」
耳「ウチ、耳郎響香」
八「八百万 百ですわ！」
麗「うちは麗日お茶子！！」
怒涛の勢いで自己紹介をする彼女らにタジタジになる。
『あ、あァ、よろしく。私はAA。』
梅「ところでAちゃん、あの動きって個性が関係してるのかしら？」
芦「てか、何の個性？」
『あー、見てな』
掌を上向きにして日輪刀を現す
お「わっ、刀？」
『嗚呼、自慢の愛刀さ』
抜いてみようか？と問うと頷かれたため、横一文字に引き抜き鞘を長椅子に置く。
光の反射で輝く刀身に波のような波紋は美しく、何度見てもうっとりとしてしまう。
八「素敵...ですわ」
耳「これ、何でも斬れるの？」
『いや？何でも、とはいかないかな。そうだなァ....』
『人くらいなら、斬れるだろうねェ』
ほんの悪戯心でニタリと嗤ってそう言うと想像以上に恐がられてしまった。
『ククク、冗談だよォ』
お「そ、そうだよね....」
『じゃあ私そろそろ行くわ。』
よいしょ、と鞘に収め個性を戻し女子更衣室の扉を
後ろ手で閉めた。
....そこには着替え終わった勝己が心ここに在らずといった風に佇み、私を目で捉えると歩き始める。
『(......ここまでくると、忠犬だな)』
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おはぎ(プロフ) - 一部完結しました！ 続編の一樹之陰もよろしくお願いします！！ (2020年8月11日 13時) (
レス) id: 0cc47c4f65 (このIDを非表示/違反報告)
おはぎ(プロフ) - わぁ！！ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年8月10日 14時) (レス) id: 0cc47c4f65 (このIDを非表示/違反報告)
呉羽(プロフ) - すごく面白いです。続きが楽しみです！ (2020年8月10日 14時) (レス) id: ee2ee390ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはぎ | 作成日時：2020年8月6日 19時
