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それから、敵連合での私の立ち回りや雄英内での活動を事細かに教えられた。概略としてはシンプルでヒーローの出欠や動向、授業内容を毎日(場合により毎時間)報告すること。それだけだった。
死「この内容で“それだけ”って言えんの、ホント
A有能だよなぁ〜。惚れそう、つか惚れてる♡」
『建前はご立派だが、それにかこつけて私を囲いてェだけだろォ？』
死「うん、そう」
Aは、これからずっと俺と一緒だから。と付け足される。それに鼻を鳴らして足を組むと、すり寄るように死柄木が太ももに手を添えた。小指を立てて。
死「俺は優しいから、ちゃんとオマエを家に帰してあげる。鬼殺隊への報告も、鬼退治の任務も、学校だって行かせてやるよ。.......でもな」
前触れもなく顔を鷲掴みにされる。顔をしかめたが
目と鼻の先には妖艶とした死柄木の表情があり内心
うんざりとした。
死「俺を裏切ったら、殺す」
私を脅すように言う、というよりは、ただただ事実を結果を述べるようにゆっくりと言葉を吐いた男。
それを真っ直ぐ反らさずに見つめ返すと、私が何か言いたげであることを察して頬から手を外した死柄木。
『.......私は、鬼がこの世から消えンならどうでもいい。雄英に入学したのも別に英雄になりたいわけでもねェしな。』
『私の身一つで、それが叶うってんなら、喜んでテメェにやるよ。.......まァ、嘘垂れ流しやがったら
私もアンタを殺す』
日輪刀を両手で握りしめ死柄木の首目掛けて振りかぶる。刀が当たる、というところで寸止めするも、変わらず男はニタニタと嗤っている。脅しが効かないのはお互い様ってことらしい。蛙の面に水ってかァ？
死「それは良かった。ま、真面目は話はこのへんで
テレビでも見よっか」
刀身を鞘に収める私に座るように椅子を指差す。それに従い乙女趣味な椅子に腰掛けて設置してあるテレビへ目線を向けた。
何の変哲もない、お笑い番組やニュース番組、クイズ番組やドラマなど、チャンネルを変えるも退屈さは紛れることはなく、隣で「腹減らない？何か不便あったらなんでも言って？」と言いながら頬を撫でてくる死柄木を適当にあしらいながら、欠伸をするのだった。
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おはぎ(プロフ) - いちきちゃんさん» いちきちゃんさん、コメントありがとうございます！優しい言葉に胸が暖かく、嬉しい限りです。先が長くお待たせしてしまうかもしれませんが、これからもよろしくお願いします！！ (2023年2月15日 19時) (
レス) id: 0cc47c4f65 (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - とても素敵でした！いつでも待ってます‼️頑張ってください! (2023年2月14日 22時) (レス) @page40 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
おはぎ(プロフ) - たこちゃんさん» たこちゃんさん、暖かいコメントありがとうございます....！たこちゃんさんは作品にたくさんのコメントを残して下さり、その全てが私の励みになっています。本当に感謝しています。長くなるかもしれませんが、待ってて頂ければ嬉しいです！！ (2022年8月19日 0時) (レス) id: 0cc47c4f65 (このIDを非表示/違反報告)
たこちゃん(プロフ) - 作品の続きを見られる日まで待ってます！ (2022年8月18日 22時) (レス) @page40 id: 4736b338e9 (このIDを非表示/違反報告)
たこちゃん(プロフ) - 続きが凄く気になります！作者様のペースで更新頑張ってください！！ (2022年8月8日 21時) (レス) @page39 id: 4736b338e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはぎ | 作成日時：2021年3月17日 2時
