入学式で声掛けたやつが貴公子って呼ばれてるとか聞いてない【ツルネ】

経由謎 ページ3

Aくんは元々個人戦の選手ですが、

2期の途中までは万次くんが団体メンバーから外れて、椛島先輩が団体メンバーに入っているのを

万次くんの代わり(の椛島先輩の代わり)をAくんが務めるということで

万次くん復帰まで団体メンバーということでいきたいと思います。
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「「失礼しまーす……ってあ！」」


『ちょ、扉そんなでかく開けないでよ、着替えてんだから』


「おー、わり」


「A、それ俺のだよ」


『おー、わり』


「何をどうしたら愁のと間違えるんだよ」


『ちゃんと見てなかったんだって』





部活前の着替え中

いや本当に着替えの真っ只中

同じ1年の千一と万次が入ってきた

それも扉を大きく開いてっていうね





「ってかそうだ、2人に渡すもんあんだけどさ」


「…あー！あれね」


「…？俺たちに？」


「そーそー、林田さん？から2人に渡してって。ほら、部活してる生徒に配られたやつ」


『え、林田さんって俺らとクラス一緒じゃない？なんで千と万経由？』


「俺らが聞きたいですぅ〜。ホントに傍から見たお前どうなってんの」


『……はぁ』


「ごめんって、そんな睨みなさんなよ」





同じクラスのはずなんだけどね、林田さん

そんなに？プリント渡すだけも無理かな？？？

まあ確かにね？確かに常に愁と2人行動だけどさ

机に置くだけでもよかったからクラスは隔てないでくれると嬉しかったな





『ねぇ愁これ提出期限どこ書いてる？』


「………ここ、来週の火曜日までだよ」


『せんきゅ』


「…それが避けられる理由だと思うわ」


『避けられたら必然的に2人になるからしゃーないの』


「避けられる？Aは誰かから避けられてるのかい」


『ほら、相棒もこの様子なんで』


「まあ愁はそんなん意識しないだろうしな〜」





前異名について聞いた時も

「そんな俗世に興味は無いな」

だからね

それそうでしょうよ





『…は〜、もうすぐ地方大会か』


「今年は優勝校は全国大会進出の権利が与えられるから特にピリついてるよな」


「実際県大会で2位だったからな〜」


『優勝しなきゃか』


「そゆこと」

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