【鬼滅の刃】風柱の継子ちゃん。

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大好きなカナヲと炭治郎の子供だもん、わたしが可愛がらなくて誰が可愛がるの！と言うと、カナヲのお腹の中でその子が動いたのが服の上からでもわかった。




「めっちゃ蹴るじゃん。脚力強そう」

蹴鞠とか空手とかやらせようよ、絶対それで飯食えるわって言うと、親の俺たちより親バカだなあと炭治郎に苦笑いされる。





「Aは、いいのか？」

「なにが？」

「子供」



ちょっと聞きにくそうに聞いてくるカナヲと炭治郎。



「あー、あの人ああ見えて子供好きだしね」

「じゃあ、」

「無理だよ、育てらんないもん。
わたし痣でちゃったし」



見る？と服の襟を引っ張って鎖骨が見えるようにすると、隣にいたカナヲが覗き込む。



「もう消えてまーす！残念でしたー！！カナヲちゃんのエッチー！！！」



そう言ってけらけら笑うと、さっきまで心配そうな顔してたカナヲが笑顔で拳をぶんぶんするから慌てて謝った。
そういうとこしのぶさんに似てきたね！！




「ほんとに、いいんだよ。

お互いあんまり時間がないからね、２人でいれる時間大事にしようって決めたの」




だからその分あんたたちの子甘やかすから覚悟してね！早く会いたいでちゅねー！！！なんてふざけてたら、外からわたしを呼ぶ声がした。




「お迎え、だね」

「そうみたい。じゃあまたね！」




元気な子生みなよ！と２人に別れを告げて、炭治郎とカナヲの家を出た。

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