【鬼滅の刃】風柱の継子ちゃん。

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ある日突然、師範に最終戦別に行け、って言われた。




「ねー師範」


「無視しないで師範」


「ねーってば」




「うるせェ」



「やっと喋ったと思ったらそれっすか？やべー」



ギロ、って効果音付きそうな感じで睨まれたから慌てて聞いた。



「最終戦別ってなーあに！」



「１週間、山で生き残れたら合格だァ」



「え、カモじゃん」


こちとら山生まれ山育ち獣っぽい奴だいたい友達よ？



「鬼めちゃくちゃいる山だけどなァ」



「無理やん」




やだそんなの絶対死ぬじゃん絶対行かない！って駄々こねてたら、
師範がおはぎを差し出しながら言った。




「誰が稽古つけてやったと思ってんだァ、俺より強い鬼なんていねえよ」





だから生きて帰ってこいって頭を撫でられた。
仕方ないから努力はしてあげるよ、
多分あなたより怖い鬼もいないしね。

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