【鬼滅の刃】風柱の継子ちゃん。

28 ページ29

.

甘露寺さんと無一郎が上弦の鬼を２体討伐した。
禰豆子ちゃんは太陽を克服して、鬼舞辻無惨は彼女を狙ってくる。つまりそれは、総力戦が始まるということ。
緊急の柱合会議で師範たちが決めたのは、柱たちによる一般隊士の稽古で、今日はその初日です！



「遅いんだよお前らもう一本走れ！」


まず最初は宇髄さん。


「なんだAもうへばってんのか！！お前はもっと骨のある奴だと思ってたぞ！」

「骨なくていいんでもう許してください…」

「おはぎばっか食ってるから骨溶けちまってんだよ！ハイハイ起きてもう一本！！」

おはぎばっか食ってるのはわたしじゃなくて師範だし…なんて言い訳する元気もなくてヨロヨロと走り出す。


「まあ及第点、てとこだな」

「よかったですねAちゃんー！！」

「よく頑張ったな！」

「おにぎり作ったから持っていってね！」


どやされた後は宇髄家の良心こと嫁ズに癒されてまさにアメと鞭。基礎体力の向上、完了です！





「ええもう始まる前から嫌なんだけど…」

「なに言ってんの早く始めるよ」

無一郎との稽古は結構やってきたつもりなのに。

「ねえ今まで何やってたの？ほんとに全部遅いんだけどふざけてる？」

ついていけない自分に焦る。

「あんなに稽古つけてあげたのに他の隊士たちよりちょっと早いだけじゃんなんでそんなに遅いのデブだから？動くたびにドスドスいってるのほんとにやばいよ」

「うわああああそんなに言わなくてもいいじゃん無一郎のばか！あほ！毒じゃがいも！！！」

「あ、それそれいいよいいよその速さで一生続けて！痩せるよ！」



無一郎の煽りの呼吸でとりあえず高速移動もクリアした。


「じゃあねもう２度とこないからね！」

「来なくていいよデブがいると床抜けちゃうし」

どういうこと！って怒ってから無一郎邸を後にする。いつか殴るからね！


久しぶりのおうちに寝るためだけに一時帰宅。もーしんどすぎ。師範と２人で稽古やってる方がマシだわ。お寿司食べたいなあ誰かお寿司とってくれそうな柱いないかなーって考えたけどどう考えてもいませんお疲れ様でした。

気を取り直して次の柱は誰だっけなあって柱稽古のしおり(自作)をめくると、やったね！甘露寺さんでーす！！！

29→←27

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す