隣はやっぱりアナタです。 * Ohmiya-SK * Part 2

★ 番外編　(´･∀･｀) < 6　 ページ18

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ…


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アラームの音だけが､静かなこの部屋に流れてる。


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う…なんかこの音､頭に響く…。


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おかしいな…いつもなら「うるさいなあ」ぐらいなんだけどな。

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寝不足だな…。


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リビングのソファーに座って､テレビをつけた途端。

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ぐーとお腹がなった。


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なんか食べるもんあるかなあ…。


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冷蔵庫をあけると､昨日食べきれなかった冷凍のハンバーグがちょっと残ってた。



レンジで解凍して､ぽいっと口の中に放りこむ。


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着替えてるとマネージャーさんから電話がかかってきて､


今からむかえに来てくれる事になった。


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インターホンが鳴るのを待つ間に､今日のスケジュール確認しとかないと…。


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んと…今日は"嵐ちゃん"のコーナーが2本ずつと､雑誌の撮影。



よかった…昨日よりはゆっくりだ。


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しばらくすると､インターホンじゃなくて電話が鳴った。


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携帯と財布をポケットに入れて､家を出る。


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鍵を閉めながら､ニノの部屋を見た。


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もう…スタジオ行ったのかな??


あ､でも何にも音しなかったし…まだ部屋にいるのかな…。


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ちょっと気になったけど､呼び出してみる勇気もなくて



そのままエレベーターに乗って駐車場に向かった。


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楽屋のドアを開けると､中にはやっぱりニノはいなかった。


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それにみんなもまだ来てない。


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やった､いちばん乗りだー♪

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んふふ､コーヒーでも淹れておこうかな。


翔ちゃんとか相葉ちゃんとか､喜んでくれるかな??


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コーヒー片手にソファーに座ると同時に､ガチャッとドアが開いた。

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視線を向けると､そこにはTシャツと短パン姿の…ニノがいた。

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「あれ…大野さん､もう来てたんだ。おはよ」


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「ニノ ! おはよっ」


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ニ､ニノと楽屋で二人きり…なんだか緊張する。


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はやくみんな来ないかなあ…｡｡



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はあ…なんか頭も重いし…。

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立ちあがってのびをして､ふうっと息を吐いて…目を閉じた。



…その時だった。


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いきなり､視界がぐるっと回った。


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…体を打ちつけられたような衝撃が走った。


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