隣はやっぱりアナタです。 * Ohmiya-SK * Part 2

★ 番外編　(´･∀･｀) < 4　 ページ16

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なんだか今日は､時間がたつのが速い。


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あっという間に今日の仕事が終わって､今はもう車の中。


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仕事…やっぱハードだなあ。


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おいらの勘違いのせいで､10日間できなかった収録や撮影を連続してやったり。

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みんなのスケジュールも､きっとパンパンなんだろうな…。


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そういえば､おいらがニノんちの隣の部屋を借りてるってゆう秘密。


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あれ､おいらがいない間にバレちゃったらしいんだよね…。


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ニノが嫌がると思って極秘にしてたんだけど､意外と平気だったみたい。


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しかも､ちょっと嬉しそうに見えた。



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『 もう､一緒に住んじゃいます ? 』



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楽屋でニノにこそっと言われた言葉。


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すっ…住みたあああい !!

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って思ったんだけど､すぐに『冗談ですよ』って言われちゃった。


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…みんなで一緒に住んだら楽しそうだなあー。


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松潤が料理担当で､翔くんは洗濯担当､相葉ちゃんはお風呂担当で…


おいらとニノが掃除担当♪


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絶対すぐ家に帰りたくなるだろうな…。


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そんなことを考えていたら､いつの間にか家についていた。


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あ…ニノの部屋､電気ついてる。


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当たり前か…おいらより早く帰ってたからなあ。


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エレベーターに乗り込んで､無意識に壁に寄り掛かる。


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明日は…えっと､入り時間……10時かな??


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ゆっくりめだから…久々に絵でも描こうかな♪


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6階でエレベーターが止まって､一瞬『617号室』をみてから､


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隣の『616号室』に暗証番号を入れて部屋に入った。


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「ただいまー」


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誰もいないけど､つい言っちゃう…もう癖だよね。


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部屋着に着替えて､リビングに置きっぱなしの絵筆を握る。


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勝手に手が動いて､どんどんと絵が描かれていく。


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…でもおいらの頭の中には､やっぱりニノがいる。


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この薄い…いや､薄いかはわかんないけど…この壁の向こうには､ニノがいる。



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何やってるかな…あ､ご飯中かな ??


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ちゃんと栄養あるもの食べてるかな…。


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なんだか集中できなくて､絵筆をパレットの上に置いた。


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