隣はやっぱりアナタです。 * Ohmiya-SK * Part 2

★ 番外編　(´･∀･｀) < 1 ページ13

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おかしい。


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ニノが…おいらに全然かまってくれない。


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おいらが翔ちゃんといつもより多めにイチャイチャしても

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気にしなーいって感じで雑誌を読んでる。


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いつもは顔を赤くして照れる翔くんだけど､

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今日はおいらを気遣って協力的にしてくれるし…。


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「智くん…ニノ､どうしちゃったの?? 」


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「わかんないよぅ…」


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うーん､と首をかしげる翔ちゃん。


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こんなこと､今まで1度もなかったのにぃ…。


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もしかして､知らないうちにおいら何かしちゃったのかなあ。


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1週間前も､おいらが10日ぶりに帰って来たっていうのに

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何にもリアクションしてくれなかったし。


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ううーん…。

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とりあえず､ソファーにぼふっと座って最近のことを思い出す事にした。


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おいらが帰ってきた日は…。


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あの後､ニノんちで魚の鍋作ったんだよね。


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おいらが漁師さんからお土産でもらったいろんな魚をさばいて､


結構豪華な鍋をつくった。


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あれが美味しくなかったのかな…??


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いや､でもそれぐらいで怒るほど､ニノは心狭くないし。


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あ､､「あーん」したのが悪かったのかな?!


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でもいつもやってるしなぁ。


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うーん…わかんないわかんないわかんないっ!!!


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ここは思い切って……。

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「にーのっ♪」


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「ん､どしたの?? 大野さん」


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雑誌から顔を上げて､上目遣いでおいらを見るニノ。


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うぅ〜…可愛すぎ…///


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「喉乾かない?? ジュース買ってあげよっか」


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「え､別にいいですよ。そんな事言うなんて珍しい…。なんか変なものでも食った?? 」


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「た､食べてないよぉ!! もぉ〜…」


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「ふふ。冗談ですよ」


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小さく笑ったあとで､ニノはまた雑誌に視線を戻しちゃった。


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んう…どうすればいいんだろう??

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腕をくんで目をつぶりながらまた考えていると､


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トントン､と肩をたたかれた。


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どんな智も好き (.ﾟーﾟ) Kazunari

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