太宰治×眼鏡 ページ5
あぁ…疲れた…
今日は思いのほか仕事が多くて…
太宰先帰っちゃうし…
しかも目の調子が悪くてコンタクトレンズ入らなかったんだよね…
眼鏡は好きじゃないから極力かけずに過ごしたけど…しんどかった…
「Aちゃんっっ!!」
家に帰って早々、彼、太宰は私に抱きついてきた。
「疲れたんだねぇ。お疲れ様…ちゅっ」
彼は軽く私のおでこにキスをしてくれた。
手を繋いで部屋まで向かう。
ソファに腰掛けると、
太宰は珈琲を持ってきてくれた。
「ん…太宰、そこの新聞…とって」
「いーよぉ」
あ、目見えないんだった。
眼鏡をかけて、軽く新聞を流す。
新聞はわりと毎日見るようにしている。
職業柄、情勢は大事だからね。
「Aちゃんの眼鏡ver.…いいね…!!!」
「夜もそんなにつけることないから見たこと無かったっけか、太宰は」
「可愛いっていうなんていうか…ちょっと…エ ロいね?←」
何言ってんだこの人…
私の今の容姿のどこにエ ロさがあるってんだ。
「ねぇ…それで、仕事しろ太宰って…言ってみて?」
「…はぁ?」
Mなのか…?←
ま、いいや。
「仕事しろ、太宰…」
「わぁぁぁあ!!!する!!!するよAさん!!!」
なんつー反応。眼鏡かけてこっかな、これからも。
国木田さんのストレス解消のために。
こんなので仕事してくれるなら
容易いよ!!!!
「でもAちゃんはかーわいいのがすき」
太宰は、そう言って私の眼鏡をそっと外すと、自分で掛けた。
「わ、ちょ…」
「似合う!?」
「…似合う。」
こいつホント顔だけはいいからな…←
「うふふ、でも眼鏡してるとちゅーしにくいね?」
「結局そこに落ちるのかよ…」
「何言ってるの!ちゅーは大事なことだよ!!」
「はーいはい」
私は太宰をなだめるように、
彼の肩にこてん、と倒れ込んだ。
「Aちゃ…煽ってるの…?」
「は…!?そんなつもりないし」
「でも私はそんな気分になっちゃった」
な、なんだとぉっ…
に、にげなきゃ、
なんて思ったのもつかの間、
太宰は私の腕を引いていとも簡単に体を床に押し付けた。
明日も仕事なのに。
眼鏡はやっぱ好きじゃない!!!!泣←
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
229人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩優(プロフ) - ワドさん» ぎゃぁぁすみません申し訳ございません!!訂正させていただきました…!!ご指摘大変ありがとうございました!! (2018年4月2日 8時) (レス) id: dd066ac63f (このIDを非表示/違反報告)
ワド(プロフ) - まだ読み途中ですが、中也の彼シャツで「髪」が「神」になってましたよ? (2018年4月1日 21時) (レス) id: a59adbb5d5 (このIDを非表示/違反報告)
彩優(プロフ) - this 長文失礼しますさん» ひゃー!良かったです!!ですね…可愛いかよがれちゃん…←ありがとうございます!頑張りますねー!! (2017年12月23日 20時) (レス) id: e31a3842a9 (このIDを非表示/違反報告)
this 長文失礼します - 彩優さん» うぉッ!!閲覧遅れました!最高です!やつがれくんは風邪引いたらツンデレのツンがなくなりそうですww そして、完結おめでとうございます♪続編期待してますよー!でも、無理はしないでくださいね.。* (2017年12月22日 23時) (レス) id: c8a40548e4 (このIDを非表示/違反報告)
彩優(プロフ) - ハウスダストさん» ありがとうございます!!頑張りますね(*´˘`*) (2017年12月21日 15時) (レス) id: e31a3842a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彩優 | 作成日時:2017年10月28日 6時