太宰治×風邪2 ページ15
「んんぅ…ぁ…///」
私の喘ぎ声が響く。
エ ロいことは断じてしていない、
私は風邪で苦しんでいるのだ。
案の定、移ってしまった。
先日の太宰の風邪の看病で、キスをしたのがやはりいけなかったのだろう。
「うふふ、Aちゃんかーわいい♡体も顔も火照ってて最高にエ ロいよ♡」
この人やっぱり1回くたばった方がいいんじゃ…?←
なんかすっごい嬉しそうだし。
「だ、ざぃ、水…ぅ」
「水ね!いいよ、待っててねッ」
やっぱ楽しんでるだろアイツ…
「はい!!!」
そういって、太宰は水の入ったコップを渡そうとしたので、私は、ゆっくりと起き上がろうとすると、
「あ、やっぱいいよ、辛そうだしね」
「ん…?」
「少しだけ顔、あげてね…」
すると太宰は私の後頭部を枕から浮かせるようにぐっと持ち上げた。
そして、水を口に含んでそれをそのまま私に口移しする。
「くちゅ…んっ、ちゅ…っ」
厭らしい水音が室内に響く。
やっと全部流し終わったのか、太宰は私の口から
自身の口を離した。
「…飲めた?」
「だざ、いのばか…///」
「また顔火照っちゃってるね…♡」
全然飲んだ気がしない。
唇の端から、少しだけ唾液が垂れているのを、
太宰は嬉しそうに舐めとった。
「んふ、甘いね♡」
こちとら苦しんでんだよ…!!
ばかやろう。
「Aちゃん…苦しい?息が、荒くなってる」
「ばか…」
「さっきから馬鹿しか言ってくんないね」
おめーのせいだっての…
すると太宰は、私のおでこにちゅ、
とキスをして、布団にもぞもぞと入ってきた。
「な、にしてんの…!?」
「Aちゃんとあーんなことやこーんなことがしたくなっちゃった♡」
「はぁ…っ!?」
「ねぇ、風邪は運動して汗かいたら治りやすいんだってさぁ…」
「だ、からなに、よ」
「今から…シない…?♡」
は、はぁっ!?!?
阿呆かコイツ!!!!
いや阿呆だ!!!!
「て、ゆーのは嘘でね、」
「なぁんだ…」
「え、ほっとしないでよ!泣」
「…………」
「早く、治してね…?私のせいだけど、君が苦しんでるところを見るのはやだよ…」
「太宰…」
「でもまぁ。治ったら、即シようね♡」
その直後、部屋にバシンっ!!!
という音が鳴り響きましたとさ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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彩優(プロフ) - ワドさん» ぎゃぁぁすみません申し訳ございません!!訂正させていただきました…!!ご指摘大変ありがとうございました!! (2018年4月2日 8時) (レス) id: dd066ac63f (このIDを非表示/違反報告)
ワド(プロフ) - まだ読み途中ですが、中也の彼シャツで「髪」が「神」になってましたよ? (2018年4月1日 21時) (レス) id: a59adbb5d5 (このIDを非表示/違反報告)
彩優(プロフ) - this 長文失礼しますさん» ひゃー!良かったです!!ですね…可愛いかよがれちゃん…←ありがとうございます!頑張りますねー!! (2017年12月23日 20時) (レス) id: e31a3842a9 (このIDを非表示/違反報告)
this 長文失礼します - 彩優さん» うぉッ!!閲覧遅れました!最高です!やつがれくんは風邪引いたらツンデレのツンがなくなりそうですww そして、完結おめでとうございます♪続編期待してますよー!でも、無理はしないでくださいね.。* (2017年12月22日 23時) (レス) id: c8a40548e4 (このIDを非表示/違反報告)
彩優(プロフ) - ハウスダストさん» ありがとうございます!!頑張りますね(*´˘`*) (2017年12月21日 15時) (レス) id: e31a3842a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩優 | 作成日時:2017年10月28日 6時