夢か現か ページ19
先生に抱きしめられてる。
好きって言われた。
夢みたいだ。これは現実？
手の届かない存在だった。
あなたは私がどんなに頑張っても決して手に入れられない。そう思っていたのに。
幸せすぎて、涙が出そうになった。
どうしようもなく、好きだ…
先生が、
好き。大好き。
他の子といたり、楽しそうに喋ってるの見るの、
ほんとは嫌だった。私にだけ、其の笑顔を向けて欲しくて。
でも今、私に好きって言ってくれた。
抱きしめてくれた。
それだけでもう、そんなことどうでも良くなった。
2人だけの、秘密。禁断の関係。
これは誰にも知られてはいけない。
絶対、隠し通さなきゃ。
すると突然、私の頬を愛おしそうに撫でながら、
太宰「君のことは私が死んでも守るよ」
「先生、プロポーズみたい」
ふふっと微笑んで、冗談を言った。
太宰「…っ///…これだから…君って人は…」
いつも余裕そうな先生は、
私と話すと時おり顔を赤らめる。
これは私だけが知っている先生だといいな。
ほかの誰も知らない、私だけの先生。
太宰「まぁ…いずれは君を嫁にもらうよ。」
なんて、冗談だと思ったら、
本気だからね？なんて耳元で囁いて、
頬にちゅっ、と
キスをしてくれた。
「な、なななななななっ…！？///」
太宰「スキあり…今はこれで我慢するよ、唇はまた今度ね？」
あぁ、やっぱり先生は意地悪だ。
でもそんな意地悪な先生が好きで、
何をされてもいちいち嬉しくて、
こんな幸せな時がずっと続けばいいのに。
私はそう思っていた。
ガチャ。
扉の開く音がして、咄嗟に私達は
距離を置いた。
先生は私のベッド周りを隠すカーテンを
めくって、外へと出ていった。
話し声が聞こえた。
聞き覚えのある声…
まさか…
中也「いででででででっ！！！もっと優しくしろよ！？」
太宰「これくらい我慢しなよ、君も一応男だろう？チビだしチビだしチビだけど。」
中也「はっ、手前、教師がそんなこと言っていいと思ってんのか！？」
太宰「ふふ、そんなので逃げるんだ？君も弱いね。部活で走りすぎて足痛めるなんて鈍臭いし。」
中也「死ねェェェェェェ！」
やっぱり…中原くんだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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通行人N - 素直な王道恋愛話はいつになってもいいですね…!!続編に期待しちゃいます… (2018年8月7日 1時) (
レス) id: 4af8f25fc3 (このIDを非表示/違反報告)
彩優(プロフ) - サキノさん» わぁあ、そんなふうに言っていただけるなんて…！！！本当にありがとうございます(*´ч`*) (2017年11月8日 22時) (レス) id: e31a3842a9 (このIDを非表示/違反報告)
サキノ(プロフ) - すっごく面白かったです！夢主ちゃんの行動が一つ一つ可愛い！この作品好きです！ (2017年11月8日 21時) (レス) id: 5a4285e220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩優 | 作成日時：2017年10月9日 15時
