４１ ﾃﾋｮﾝside ページ41
皆、俺がAに対する行動やAがメンバーと話した時の俺の反応とか態度についていろいろ話し合っている。
俺はポカーンとしながら皆の会話をただ、聞いてるだけ。
...いや、なんで？こういう話って、本人の前でする事じゃないよね？
...落ち着くまでスマホいじっとこ...
とは思ったものの、嫌でも会話は聞こえるわけで。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「この間僕がヌナの耳元で話した時なんて、ヌナの腕を掴んで引っ張ってましたよ」
ﾎｿｸ「へぇ〜？...ていうか、耳元で話すことなんかある？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「いや、ただご飯が美味しかったよって」
ﾕﾝｷﾞ「やりすぎだし、キザすぎんだろ(笑)」
ｼﾞﾐﾝ「俺なんて、いっつもAとのノロケ聞かされてるよ」
ｼﾞﾝ「...あーそれはちょっときついね」
ｼﾞﾐﾝ「でしょ！？ヒョン、わかってくれる！？」
ﾅﾑｼﾞｭﾝ「まぁ、それも無自覚なんだろうね」
...無自覚にノロケ？...した覚えないけど。←
いや、最近Aが可愛くなったよねって話はしたかもだけど。
ﾕﾝｷﾞ「テヒョンはメンバーがAと話すと絶対こっち来るよな。本人は笑顔のつもりなんだろーけど、ひきつってる」
ｼﾞﾐﾝ「うん、俺もそう思う。こないだヒョンの手伝いに来てたAとリビングで話してたら、無理矢理会話に入ってきた」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「めっちゃ必死ですね」
...もう、なんか恥ずかしくなってきた。
そんなつもりなかったんだけど、皆からそう思われてたの？
耳を塞ぎながら、ソファーの上で体育座りして目を閉じると
「テヒョン〜聞いてる？」
とジニヒョンに揺さぶられる。
「...嫌でも聞こえます」
と答えると満足そうに笑った。
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作者名：おぐり | 作成日時：2017年10月24日 13時
