おとなりさん (ページ14)

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ソナはもう皆と馴染んでいて、今はジミンと話してて楽しそう。

何気なく、飲みかけのアルコールに手を伸ばしていたら

「A」

と低くて心地いい声で呼ばれる。

「...テヒョン...」

今日、これが初めての会話。
...さっき、失礼な態度とったの忘れてた。

「久しぶり。元気してた？」

さっきの事は気にしてなかったのか、そういいながらさっきまでジョングクがいた、私の隣に座った。

「うん。元気。...テヒョンは？お仕事忙しい？」

「うん。忙しいけど、前より休みはあるよ」

「...そっか。」

そう答えると、シーンとなって微妙な空気が流れる。

今日はなぜか二人きりで話すのはなんだか緊張する。

気まずい...と思っていると

「A、今日いつもと違うね。化粧？」

と、顔をまじまじと見て来る。

「え、うん。変...かな？」

と答えながら自分の顔をさわさわとさわった。

「んーん。似合ってる。かわいい」

といいながらにかっと笑うから

今、顔が真っ赤だと自分でもわかった。