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「ねぇ、ヌナ。」




「ん?なに?」




「テヒョニヒョンのどこが好きなわけ?」




「...はい?」




キッチンの真ん前のカウンター席で食事中に箸を止めてじーっとこっちを伺う人。私にそんな事を聞いてきたのは韓国の大人気アイドルのメンバー、ジョングク。
私の2つ下。



で、ジョングクのいう「テヒョニヒョン」は同メンバーの一人で私と同じ歳。



というか、なんで私がテヒョンを好きだということになっているのだろうか。




「あのー、なんで私がテヒョンを好きということになってるの?」



そう問いかけると、少しびっくりした様子で




「え?ヌナ、テヒョニヒョンと付き合ってるんじゃなかったの?」




「...は?え?」



あらぬ事を聞いて、驚いてしまいこんな言葉がしか出てこない。
ちょっと、まって?!なんでそうなってんの!



「いやいや、ちょっとそれ何?誰がそんな事言ったの!」




混乱しながらジョングクに聞いた。




「え。俺はヒョンとヌナ、なんかいい雰囲気だからてっきりそうなのかと思ってたけど違うの」


他のメンバーは知らないけど、自分はそう感じたというジョングク。




「いやいや、違うよ。別にいい雰囲気でもないし。私なんて女と思われてないはずだよ?」



そう言って否定すると、「...ふーん。」と返ってきた。

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設定タグ:BTS , テヒョン , V   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:おぐり | 作成日時:2017年10月24日 13時

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