ななそじ あまり よっつ ページ28
輝「柱の到着を待て‼回復の餌にされる‼
聞こえている者‼」
輝利哉様の問いかけに誰も彼もが答えない＿＿＿
『柱の到着は、待てません。』
宇「ｯA！！」
「第一陣聞こえています…！」
「第二陣も退陣中…！！」
あちらこちらで声と目が復活する…でも見える光景は一つを除いて無惨を写してはいねぇ。
輝「報告を‼」
「鎹鴉を数十羽、協力者の鬼…負傷隊士が十数名…！
現在は指示に従い、稀血の者と女隊士が食われないことを優先に退陣中…！！」
宇「じゃあ…Aひとりで無惨といんのか…‼」
＿＿＿＿＿＿
無「ふむ…不快だ。甚だ不快だ。」
『…ｯ』
鬼。
始祖の鬼。
全ての元凶。
無「たったひとりで柱でもない女がこの私を止められるとでも思ったのか。」
『でもお前は実際に足を止めた。何故だ。』
大変屈辱的ではあるが、無惨にとっては私などすぐに喰い殺すことができる存在である。
回復のため食事を要するのに、本能を止めてまで私と会話する意味がわからない。
無「ほぉ…この私がここにいてお前がまだ原型を保てているのは自身の実力ではないことを自覚しているのか。」
『…私の左腕だけを抉り取ったお前があからさまにこちらの指示が通るまで微動だにしなかったから＿＿＿ｯ！？』
私が喋り終わるかといった瞬間、
眼前には赤黒く唸る触手。
身体の生存本能が脳を介さずに四肢に指示を出しなんとか傷を負わずに避けきる。
無「こんな小娘に鬼である者が心酔するとは情けない。
しかも、この私と比べるだと＿＿＿？」
やばい、やばいやばい。
怒っている。
しかも我を忘れる怒りなどではなく、私を本気で殺しにきている。
『…ｸｯ！』
建物内であった事が救いだ。
無惨と対峙するには狭すぎる中をどうにか触手の攻撃を掻い潜っている。
片腕がないことによって自分の体幹の崩れを感じる。
残念ながら私から無惨に攻撃を仕掛ける余裕は一切ない。
でも私は自分の価値をしっかりと理解している。
此処において私の存在意義は＿＿＿
『…時間を稼ぐ。
“目”の役割を果たし、
隊士らの代わりに犠牲となった鎹鴉のためにも、
この情報伝達は絶対に切らさない！！』
柱が…皆が来るまで、
無惨を殺すことのできる人が来るまで耐えてみせる。
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見知らぬ猫 - 自分的には�，�いいです。 (2023年3月21日 12時) (
レス) @page40 id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
御白灯花(プロフ) - �，�いいです (2023年2月13日 13時) (レス) @page40 id: 0bf28ac5be (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 受験合格ほんとにおめでとうございます！！！！私的には1か3ですかね、、、私は主様の作品ならなんでも好きなので何番でも嬉しいです(？) (2023年2月13日 13時) (レス) @page40 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - みおさん» きゃー、愛されちゃいました笑。応援ありがとうございます！あと正解を叩き出してくれて嬉しい限りです。読者様を泣かせることができて書いた甲斐がありました〜笑 (2023年2月13日 1時) (レス) @page39 id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 受験頑張ってください！！夢主の伊黒さんへの恋心に気付いていたのは善逸ですかね…結構自信ないです笑改めて完結おめでとうございます！！！主様も作品も愛してます！！ (2023年1月2日 18時) (レス) @page38 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナデ | 作成日時：2020年5月2日 14時
