ななそじ あまり ふたつ ページ26
善「い"やぁ"あああ！！！」
伊「よくもそんな体たらくで俺の妹に求婚できたな。そのお粗末な脳髄を叩き割ってやる。」
善「脳髄を叩き割るなんて言葉、初めて聞いたわｯ！！」
すまない、善逸。
少々(？)私情が入っているが頑張れ。
善「どうもっ、ありがとうございましたぁ〜ｯ！！
こんなとこ、二度と来ねぇわｯ！！！」
結果から言えば善逸は割りかし早く次の稽古場へ向かった。
善「…蛇柱クッソ怖ぇし、もうAちゃんには求婚しないけど…
約束は、守ってもらうから。」
『ふぅん…善逸は私が約束を破る人間だと思っているのか。』
そういうと、善逸は困ったように笑い、風柱の稽古へと向かった。
翌日には恨む弱みをつらつら重ねた手紙が届いたが。
それから、怪我が回復した炭治郎も見送り、
任務がないのもあり、修練の間に宇随さんが“かふぇ”なるものに連れてってくださった。
お兄ちゃんが家にいた。
毎日話すことができた。
一瞬だけ、ただの女の子になれたような…そんな幻想を抱いた。
だけども私は鬼殺隊士で、
体の傷は消えないし、
夢に蛇鬼が出てくることもある。
鬼が現れないのも一時のことで、
それは大きな戦いが起きる＿＿＿嵐の前の静かさと同義であることは実感していてた。
【ｶｧｰｯ‼ｶｧｰｯ‼産屋敷邸、襲撃ィ〜！！
緊急招集〜緊急招集〜！！】
産屋敷邸は着いた時には既に爆破済みであった。
直後爆風の中から現れた鬼舞辻無惨であろうものに踏み出した瞬間、謎の空間で鬼殺隊の剣士達はそれぞればらばらに飛ばされた。
『(これは＿＿おそらく血鬼術。)』
無惨のものか、上弦の鬼のものか…
落ちた先ではひとりぼっち。
お館様も、柱の皆様も、炭治郎も善逸も伊之助も…
お兄ちゃんもいない。
『近くにいる上弦や柱は。』
「ｶｧｰｶｧｰ…東に蟲柱ァ〜、上弦の弍ィ〜ｯ！！」
『……ｯ！？』
“あらあら”
“ふふふ、私たち、似たもの同士かもしれませんねぇ。”
“貴女にはまだ守るべき人がいる。”
『いま、すぐに向かう。』
口の中が乾いて喉が張り付くようだ。
ふ＿＿と短く息を吐いて、太腿に力を込める。
『…！？なんで邪魔をするのｯ…！！』
鎹鴉たちは連なって、東への進路を断つ。
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見知らぬ猫 - 自分的には�，�いいです。 (2023年3月21日 12時) (
レス) @page40 id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
御白灯花(プロフ) - �，�いいです (2023年2月13日 13時) (レス) @page40 id: 0bf28ac5be (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 受験合格ほんとにおめでとうございます！！！！私的には1か3ですかね、、、私は主様の作品ならなんでも好きなので何番でも嬉しいです(？) (2023年2月13日 13時) (レス) @page40 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
カナデ(プロフ) - みおさん» きゃー、愛されちゃいました笑。応援ありがとうございます！あと正解を叩き出してくれて嬉しい限りです。読者様を泣かせることができて書いた甲斐がありました〜笑 (2023年2月13日 1時) (レス) @page39 id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 受験頑張ってください！！夢主の伊黒さんへの恋心に気付いていたのは善逸ですかね…結構自信ないです笑改めて完結おめでとうございます！！！主様も作品も愛してます！！ (2023年1月2日 18時) (レス) @page38 id: 98c132f21e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナデ | 作成日時：2020年5月2日 14時
