強さゆえに ページ14
それは、食料と財宝を一つの袋にまとめ、船に帰る道中のことであった
〈ねえ、A…〉
『ん？どしたの海ちゃん？』
〈私ってあなたにとって必要なのかしら〉
『…なんでそう思うの』
静かで、震えた声で話しかける海ちゃん
自然と私の体も強ばる
〈さっきの戦いを見ていて思ったの、あなたは強い、覇気を三色使いこなし、体術も力もある、そして相手が能力者でも揺らぐことのない余裕
これでもかっていうほどあなたは強い
そう…悪魔の実の力なんていらないぐらいに
だからあなたにとって私は、海の力は…！
…いらない物なのかと思って〉
『何だあ…そんな事で悩んでたの』
〈はぐらかさないで！！いらないならいらないってはっきり言ってよ！！
期待して裏切られるのが怖いの…不安でたまらないの…〉
そんなこと…
『いる
私、ロジャー海賊団戦闘員Aにとって、海ちゃんの力は必要です
だからどうか、私を信じてください』
初めから答えは決まっている
〈…本当に？〉
『本当だよ、前にも言ったけど海ちゃんと離れるときは私が死ぬとき
だから、ね？ずっと一緒にいよ？
海ちゃんはもう、私の仲間なんだから』
〈…じゃあ、裏切ったら私がAを引きずり込んでもいいの？〉
『怖いこと考えるな…
うん、裏切るような事をする気は1ミクロンもないけど、裏切ったら海ちゃんが私をコロして』
〈分かった…ゴメン、変なこと言って〉
『そーゆーときはなんて言うか教えなかったっけ？』
〈…ウザい〉←
『え…ひど、っていうか、ぶっぶーはっずれー♪
仕方ないなあ正解は…〈ありがとう〉…お！！』
〈ずっと一緒にって、仲間って言ってくれて、ありがとう〉
『ふふ！どういたしまして！』
そして、Aと海の絆は更に深まり、より強くなった
ーーーーーーーー
一方船では…
「やべえ…Aさんがおかしくなっちまった！！一人で喋って笑ってらあ！！」
「俺が地雷踏んだからか？俺が地雷踏んで怒らせたからか？俺のせいか？俺ｇ」
「いや、きっと敵にやられたんだ！俺らのせいじゃない…大丈夫だ…きっと敵のせいだ！」
「帰ってきたらやられるとかないよな？平気だよな？！」
Aの怖さに冷静さを失った船員たちは、ウミウミ実が海との会話のできる能力と言うことを忘れ、怯えていた
「(おいA…早く戻って来てどうにかしろ！)」
レイリーの心労は3割増したとかなんとか←
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ゆうな - みかん75さん» リプ返しありがとうございます！わかりにくくてもこの作品は、神作です！(o^^o) (2021年7月21日 2時) (
レス) id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
みかん75(プロフ) - ゆうなさん» 確かに…少女=夢主みたいな表記する作品もありますしね(笑)分かりにくくてすみません＜(_ _)＞ (2021年5月2日 20時) (レス) id: e0ac50061a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - 少女ゆうなにして名前もゆうなにしたら、ゆうなとゆうなってなったのおもろ (2021年4月29日 10時) (レス) id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
みかん75(プロフ) - 更新なかなかできず申し訳ないです… (2019年12月5日 23時) (レス) id: b2a9675963 (このIDを非表示/違反報告)
みかん75(プロフ) - 美嶺09さん» いきあたりばったりな思いつきで書いているから伝わってなかったらどうしよう…と思ってたのですっごく嬉しいです！ (2019年12月5日 23時) (レス) id: b2a9675963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん75 | 作成日時：2019年6月29日 23時
