どうも、私が海です【ワンピース】Part1

信仰パネェ ページ42

「…石碑に書かれたことが起きてもう20年以上経ちます


当時の若い人達はほとんど連れ去られたので、A様を実際に見た人はもう島に数人しか残っていません

今の子供達は信じられず、物語として考えている人が多いですが

この話は途絶える事なく確実にこの島に根付いています


…だから！A様は私達にとって恩人で、ヒーローで、憧れなんです！！」



少女は熱弁した

Aの強さ

Aの優しさ

Aの勇敢さ

Aの美しさ

Aの身長←

Aの体重←

Aの好きなタイプ←

Aの…

「ちょ、ちょっと待て、きｍ…なんだか詳し過ぎではないか？

元仲間(クルー)の私でさえ知らないことばかりだぞ？」


「ナギサです。あれっ？言ってませんでしたっけ？

石碑に書かれているA様と仲の良かった少女は、私の母ですよ？

A様の情報は母に聞きました

そのせい…いや、そのおかげで私は…









A様の大ファンなんです！！！」←


「お、おう？」←


「私達の中にはまだA様が生きていると考えている人もいるんです…もちろん私もそうです！

それで、神レベルでA様を信仰？憧れ？している人も多くいます…もちろん私も！←

密かに、いつか帰ってくるのではないかと思っていて希望を抱いているのです！！




…それなのに、






何なんですかあなたはーーーー！！

A様を名乗り、A様のお姿をしているのに！

人質を海に沈めるなんて優しくないD・E・S・U！！←

船が出港してからなんて勇敢じゃないD・E・S・U！！←

まあ、助けてくれたのはありがとうございました！！(ヤケクソ)





ってか、あなたA様のお姿してますけど本物のA様は？！どこやったんですか？！

あなたが本物だなんて私は絶っっっっっったいに信じませんからね！！


さっきから黙ってないでなんか言ってくださいよ！！」





少女は泣き叫んだ


島の者も悲しむだろう


ヒーローが偽物だったと知ったら


憧れが理想と違ったら



そして……




事実を知ったら




『……



Aはもういない


この島に来ることは二度と無い









私がコロした』

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