たくさんの愛 2 【 ホシ 】

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『ねえ、すにょあ』


2人だけの病室に私の声だけが響いた















これは私の本音







『ごめんね、ごめん。




みんなにすにょんは私も守ってくれたんだって言われるけど、








私にそんな価値あるのかな。』








こんなにすにょんが苦しい思いするなら、
正直私より自分を守って欲しかった


すにょんの方がずっと。ずっと大切だから





思いを打ち開ければ開けるほど、胸が苦しくなった。



自分が何を言ってるの分かってた。
守ってくれたのにって。







でも。

自信がなかった


自分を犠牲にしてまで私を助けていいのか。





答えは明白なのに

私がまいた種

なんですにょんがこんなに辛い思いをするの？
















もし、このまますにょんと会えなくなったら、
と考えると怖くてたまらない


今握ってる手もあの時みたいに冷たくなるんだ、













どんな罰でも受けるから、

神様、お願い。










『っお願いだから、起きてよ、っ』













『スニョア、っ。』



















「A、。なに、泣い、てる、の？」














『、』















い、ま、声が



















『、、っ。！！す、にょっ。』









まさかと思い顔を上げると、

そこには




何度も願ったすにょんが、うっすらと目を開けていた
















HS「無、事だったんだ、。？よかった、。」




『っ、ばかあ、っ』







起きてもなお私の心配をするスニョアに
涙腺が崩壊。



おかげで見たいはずなのに吹いても吹いてもでてくる涙で前が見えない










そんな私を見てすにょんはクスッと笑った



















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