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それからは順調に撮影が進んで、ジフンともことを構えることは無かった。
JG「ぬな!」
『ジョンファンくん、良かったよ!うちの服といい感じに合わさって凄いかっこいい!』
JG「こまうぉよーん」
YS「なになに笑ジョンファナめっちゃAに懐いてるじゃん」
HS「やーやー、ジョンファナ〜、Aはお前の姉ちゃんじゃないからな〜」
JG「わかってるよ〜」
そして意外にもみんなと仲良くなるのが早かった。
何で?と言われればこれといったものは無いが、理由をつけるなら、彼らがあまりにもフレンドリーすぎるからだろうか
いままでにも何回か撮影をしたことがあるが
とにかくこんなに和気あいあいとした現場は初めてだった。
みんなとならジフン幸せだろうなあ、
『アサヒくん、このチームは好き?』
AS「え?まあ、はい。好きです」
『そっかあ、素敵だね』
AS「はい。こうやって作り上げてくれるリーダーに感謝してます」
そう言って、大事そうにみんなを見つめていた。
なんだか自分の事じゃないのに、私自身もすごく嬉しくなって胸が暖かくなった
ジフンが作りあげたチーム。ジフンが愛したチーム。
それだけでみんなを愛おしく感じた
・
撮影が一段落ついてから、
私は1人楽屋で次の撮影の衣装の準備をしていた。
『えーっと、
『これがジェヒョクくんのトップスでそれに、こっちのパンツを合わせて…あ、』
ジュンギュくんの衣装、やっぱり少しインパクトが足りない、
『このアクセサリー、、よし、!かわいい、』
あとは………
と最後に掛けてあった衣装を手に取った。
ジフナ、
私が手に取ったのはジフンの衣装だった。
ほかのメンバーは個性を活かせる衣装を時間をかけて考えていたが、ジフンのものは迷わずに決めた
ジフンが一番似合うものを私は知っているから。
「A。」
『、!』
この声………
この話し方この声、私の中では1人しか思い浮かばない
私の大好きな人。
『、どうかしました?』
何も無いような素振りで振り向いたが、本当は凄く嬉しくて泣きそうだった。
その瞳にまた私が入ることが出来るなんて、思いもしなかったから
「…………お前、俺の事まじで忘れてんの」
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作者名:しゃ | 作成日時:2024年3月26日 21時