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正直ここからの記憶は凄く曖昧だった。
泣きすぎて、半分の記憶は飛んでるし、ほとんどうる覚え。
号泣する私を見てみんなからは笑われるし、
止めようと思っても止まらない涙にかなり困った
「や、や!!!!何!?どうしたの?!えっ、!え、いつから!?大丈夫?!?!?!」
『ん、大丈夫。』
「ごめん気づかなくて〜〜〜!泣泣泣
どっか痛いの?!病院?!?!救急車?!」
『大丈夫だってば〜、ちょっと感動しただけ、』
「ほんとに?辛くなったらすぐ言ってね!運ぶから!」
『ん〜笑ありがと』
泣きすぎて目が痛い。
これ絶対明日腫れる。
あ〜、止まれ、私の涙、
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ピコン
지훈(お前泣いてたろ)
、、気づいてたの、
ジフンからのメッセージを見て私は顔を顰めた。
(あー、うん…………お疲れ様。本当に。)
지훈(ありがとう。)
지훈(お前に見せたかった。
ずっと不安にさせてばっかだったから。)
(ううん。今日の公演見て全部分かったよ。誇らしかった笑)
(あ、あと、私の知らないジフンがいっぱいいた笑笑)
지훈(お?俺はいつもあんな感じだけど?)
(嘘つくな〜〜〜 )
(いつも( ˙-˙ )こんな顔してるくせに)
지훈(笑笑笑笑笑似てない笑笑 )
(でもちょーーーかっこよかった)
지훈(1番?)
(うん。1番)
지훈(ありがとう)
(ジフン。あとね)
지훈(?)
(クランクアップの日、最後に話したい)
なんの考えもなしに、こんなこと言ったんじゃない。
今日、アイドルをしている彼を見て、こんな感情をだらだらと持っていては行けない、純粋に応援しなきゃ行けない。そう思った。
だから、今だけは自分に正直でいたい
ジフンをきっと困らせるけど、答えなんか要らないから聞き流すだけでもいいから、言いたい。
私の気持ちをもう後ろめたくない。
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作者名:しゃ | 作成日時:2024年3月26日 21時