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デュエル ページ4

カナデside

「……うっ!」

地面に強く叩き付けられた私は自分の剣を杖の様に地面に刺してゆっくりと立ち上がる

まさか、自分の腕を盾にして攻撃を防ぐなんて想像もしなかった……

彼の左腕は、肘から下が無く今はまったく使い物にならない。そして、部位破壊は5分経たないと圏外では回復しない……


さらには両手で武器を持てないから実質瞬間火力は半減するはずなのにあの盾をカチ割るほどの攻撃力……


「……一体ここまでするのに、どれだけ……」


言うつもりはなかったけど、あまりの凄さについ口が動いていた

「約2年……その時間全てを復讐に費やした……」

私の声が聞こえたのか左腕をグルグル回したり左右に振っているA君はゆっくり口を動かす


「武器は片手直剣だけだが武器以外なら釣り、料理とかの家庭的スキル以外なら常備スキルの熟練度はカンストしてるよ」


「熟練度最大……道理で片手だけであの重い一撃が出せる訳だ……でも、それだけじゃ無い」


「あぁ、それだけじゃ無い……何千何万と戦闘を重ねた俺はあらゆる物やモンスターのクリティカルが確定で発生する場所が自然と分かるようになっていた……さっきの盾破壊もそれが一部ある」



クリティカルが確実に出せる……そう彼は言った……そうクリティカル確定ならわざわざ会心率が高い武器を買わなくて済む、全てを攻撃力に振っても問題ない



そんなの、この世界では強すぎる


「理不尽だとでも言いたそうだな……でも仮面のプレイヤー……レクトを倒すにはこれが必要だった」


そして語り過ぎたと言わんばかりに剣を左右に振った彼の身体は赤いオーラに包まれる


「まぁ、お前の剣製やアレスの無刀流といったユニークスキルも俺のこいつから言わせて見たら不公平だと思うけどな」


火事場……ついに来たA君の奥の手。でも少しおかしい……だってまだHPは黄色だからだ


そして、彼のオーラは身体を伝い剣に集まり始める

その紅に染まる剣を私の方に向けて少しばかり右頰を上げ彼は笑う

「さぁ、来いよ。第2ラウンドの始まりだ」

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設定タグ:ソードアート・オンライン , アニメ沿い , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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うんピー(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» めっちゃ返信遅れました!!文章は出来上がるのですが2048に添削する時に宙に匙が飛びます笑気長にお待ちくださいm(__)m (6月15日 13時) (レス) id: e3d3ec66ff (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望の〇〇(プロフ) - 初コメント失礼します。久しぶりの更新とても楽しみにしていました。これからも無理せずご自分のペースで投稿頑張って下さい。 (2022年11月14日 22時) (レス) @page36 id: e2b4bbe71a (このIDを非表示/違反報告)
うんピー(プロフ) - しゃっぽさん» 返信遅れてすいません!!そう言っていただけると励みになります!!お互い頑張りましょう!d(^_^o) (2020年12月5日 23時) (レス) id: 9f05f7c923 (このIDを非表示/違反報告)
しゃっぽ(プロフ) - 原作とは違う視点からのお話で見応えがありとても面白いです!体調に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年11月18日 22時) (レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
衛宮 凛 - わああ!!ありがとうございます!これからも応援していきます! (2020年9月20日 22時) (レス) id: f79c5a4222 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うんピー | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月17日 3時

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