彼らの理想 ページ7
Aside
キンッ！という、剣戟の音がこの暗い無の荒野に鳴り響く
俺とカナデお互いに一歩も引かず、己が信念……己が理想をぶつけ合う
プレイヤースキルはこちらに利があるとしてもカナデのユニークスキルでその差も無いに等しい
そんな互角の状態でこの数十秒間お互いダメージを一撃も与えず与えられず決着がつかない
そして今、剣と槍が密接にくっつき鍔迫り合いになっていた
「なぁ……お前も、そろそろ諦めたらどうだ？」
「……嫌だ！私は絶対君に勝つ！！」
俺の冷たく放った一言に対し、カナデは大声で叫びそれをかき消す
なんで……なんで、なんだよ
「お前はなんでそこまで勝ちにこだわる！！お前が勝ったところで現状は変わらない！！圏内ではもう俺の悪評が広がっている……そんな俺と一緒にいたらお前は完全に居場所がなくなるんだぞ！！」
そう、俺はもうお前らとは、住む世界が違う……頼む…….もう誰かが傷付いて行くのを見たくないんだだから頼む……降参してくれ……
先程の殺意は何処へ行ったのか、俺は心の中でカナデが降参することを望んでいた
それ故か次第に俺が剣にかける力は大きくなりカナデを下へ少しずつ押し潰していた
「………らだよ」
その時小さくカナデが呟いた、そして次の瞬間
ガキンッ！という大きな音を立てて俺の剣が上へ弾かれた
そして、俺は追撃を喰らわぬよう急いで後方へと飛んだ
しかし、カナデは動く気配がなく、ゆっくりと視線をこちらに向ける
「だからだよ！！だっておかしいじゃん！！これまで自分を犠牲にしてまで他人を救ってきた人が自分は救われないなんて……そんなの間違ってる！！」
そして、槍を剣に変えこっちに突っ込んで来る
その攻撃に合わせる用に俺はソードスキルで応戦する
そして、カナデは縦斬り4連撃……バーチカル・スクェアを放つ
バーチカル・スクェアは、攻撃数が多い分硬直も単発攻撃に比べて長いこれを防いだら俺の勝ちだ
そして一撃、二撃、三撃とその攻撃をさばいて行く
「これが現実だ！！お前が何を言おうが変えられない！」
そして、4連撃目が終わりカナデの身にスキル硬直が襲う……はずだった
「………いいや、変えてやる！！私の居場所にはあなたが必要だから！！私がA君を助けてみせるから！！私はA君とまた冒険がしたいから！！」
硬直しているはずのカナデの体は動き出し、反対の手からさらにソードスキルを放った
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うんピー(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» めっちゃ返信遅れました！！文章は出来上がるのですが2048に添削する時に宙に匙が飛びます笑気長にお待ちくださいm(__)m (6月15日 13時) (
レス) id: e3d3ec66ff (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望の〇〇(プロフ) - 初コメント失礼します。久しぶりの更新とても楽しみにしていました。これからも無理せずご自分のペースで投稿頑張って下さい。 (2022年11月14日 22時) (レス) @page36 id: e2b4bbe71a (このIDを非表示/違反報告)
うんピー(プロフ) - しゃっぽさん» 返信遅れてすいません！！そう言っていただけると励みになります！！お互い頑張りましょう！d(^_^o) (2020年12月5日 23時) (レス) id: 9f05f7c923 (このIDを非表示/違反報告)
しゃっぽ(プロフ) - 原作とは違う視点からのお話で見応えがありとても面白いです！体調に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年11月18日 22時) (レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
衛宮 凛 - わああ！！ありがとうございます！これからも応援していきます！ (2020年9月20日 22時) (レス) id: f79c5a4222 (このIDを非表示/違反報告)
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