04 ページ4
・
.
夏「じゃ、頑張ってね学級委員、笑」
「もう、言わないでよ」
その日の放課後
静かな教室に村田と二人。
.
.
先生から仕事を頼まれて
学級委員として初めての仕事をしなきゃいけない。
新入生の歓迎会の計画らしい。
絶対にしない
そう思ってた委員なんてやる気がわかない。
ましてや相手はこいつ。
隣で鼻歌なんか歌ってるこいつは
なんであたしを指名したんだ?
今更だけど、
別にしゃべったり、仲がいいわけでも全くないのに。
聞いてみてもいいよね、権利くらいあるよね?
よしっ
「ねぇ、村田君はどうしてあたしを指名したの?」
祐「え……っとね、
佐藤さんってさ僕にあんまり興味なさそうだから!」
・
え
なに?あたしが村田に興味がないから?
それはべつに合ってるけど。
祐「あはっ顔固まってるよ」
そんなに面白いかってくらいに笑ってる村田
そう言ってまじまじと顔を見られてる
いや、
だって答えになってないんだもん。
「、、あっごめん…
あの興味ないっていうのはどういう……?」
祐「こういうことっ」
、
、
「っ、、…」
問いかけただけだったのに
村田に突然、
腕を引かれた。
なんでかな?
なんでこうなったのかな?
・
・
なんであたしと村田がキスしてるわけ?
――――――――
192人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こみゅ | 作成日時:2018年8月30日 15時