史上最強のチビ

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「 まって藍 ... ！」


藍 「 Aさんがとろとろしてるからっすよ 」




ふう 、びっくりした 、祐希さん怖い 。




小野寺 「 また怒られたの ？笑 」


「 いや 、あのままあそこにいたらヤバい気がしたので 、」


小野寺 「 何したのさ 」


「 藍たちにいじられてるのに助けてくれなかったから 」

「 祐希のくせに勇気なさすぎだろって言っちゃった 」


小野寺 「 ぷっ 、くく 、笑 それはやばい 笑笑 」


藍 「 Aさん祐希さん相手にやりますね 」


「 いや 、口に出ちゃったの 」


小川 「 赤ちゃんだから思った事全部口に出るんだよコイツは 」


「 智くんどーゆーこと 」


藍 「 でも祐希さんこの前Aさんの事チワワに見えるって言ってましたよ 」


「 なにそれ聞き捨てならない 」


小野寺 「 それ俺も聞いたよ 笑 」

小野寺「 Aは俺の中で躾が必要な子犬だって」




子犬だと ？ 祐希さんだけは味方だと思ってたのに
今度祐希さんの嫌いなトマト寝てる時に口に入れてやるからな 。そしてそのマヌケな姿を写真に収めてストーリーに載せてやる 。




「 誰か俺にトマトちょうだい 」


藍 「 なんで急にトマト？笑 」


「 祐希さんの口に詰めるから 」


小川 「 おっかねえな 笑笑 」


小野寺 「 仕返しってこと？笑 」


「 よし 、俄然やる気湧いてきた 、筋トレやりまくるぞ 」

「 智くん懸垂対決しよう 」


小川 「 えー 、俺やだ 笑 」


「 いーからやるの ！ 、いくよ 」


小川 「 はいはいおチビちゃん 」


藍 「 Aさん俺も俺も ！」





小野寺 side


そんな事を言いながらバタバタと走り去っていく
3人の後ろ姿を微笑ましく眺める 。
トマトを口に詰める なんて話は聞かなかったことにしよう


関田 「 寝てる時にトマトはおっかねえわ 笑 」


一連の流れを見ていたであろう関田が後ろからやってきた
まあ 、俺も寝てる時にトマトは怖いかも 。笑


小野寺 「 Aは赤ちゃんだから放っておいたらその内飽きるよ 」

関田 「 はは 、笑 言えてる 笑 」


この数日後にAのストーリーに
口にトマトを詰められた祐希が載せられるのはまた別の話
そしてその数分後に祐希に追い回されて
全力で逃げるAがいたのもまた別の話 。笑








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