第二話 This is power.This is magic. 3 ページ6
『はぁ………はぁ………ゲッホゲッホ』
やばい悪化したかも。ぜんそく。
ルナはやがて部屋の隅で立ち上がり、スカートをパンパンとし、
やがてこちらを見て言った。
ルナ「す、凄いわね、魔法を使わずにこれくらいやれたのは貴方が初めて
よ……で、でもまだ私も本気ではないわっ。
合格よ。
今からあなたに闇の魔法や、合体魔法とかを少しずつ教えてあげる。次あなたが行く相手は私の姉、
ソレイユよ。戦う場合、人が違うから、弱点も違うし……」
『ああはいテンキューです。』
「その反応はちょっとひどいわよ」
ルナは顔を不満げにしかめた。
その後、私達は店内に戻り、
30分くらい魔法講座をしてもらった。
話の内容は、
まあ要するに魔法を使う時は精神を極度まで集中させなければならないと言っていた。
「そう言えば、貴方って女?男?」
『ちょっと待って確認してくる』
トイレに行った後、衝撃の事実が判明した。
自分には、胸も股間に生えているもの(ごめんなさい)もなかった。
『やべ、どっちもねえ。』
「へぇ。まあ、ジェンダーレスなんじゃない?たまにあるわよ。」
『そんなのあるんだ』
ジェンダーレス(gender=性別 less=失う、無い などの意味)は直訳すると、性別が無い、という事。
という事で私はジェンダーレスに転生したようだ。
それは置いといて。
出ようと準備をする私にルナは戸棚から瓶に詰まった美しい薬を取り出した。
「はい、これ。貴方にあげるわ。私の特製調合品だから、きっと役に立つわ。」
と満足げに、にんまりしたルナから、回復薬を3個もらった。青い澄んだ綺麗な液体だ。
『さんきゅ。使わせてもらうよ。』
とウィンクをすると、
「貴方はありがとうのバリエーションが多いわね、ふふっ。」
と微笑み返された。
私はこの研究所を出る前、
入り口で立ち止まった。
そして言った。
『我の名前はAだ。
そして
ルナ、
ありがとな。』
そして高ぶる感情のまま、研究所を駆け出し、地図を右手に持ちながら、
ソレイユという人の所へと向かった。
ルナside
もうほんと。
「ありがとうのバリエーションが多いんだから。」
私は少し心が暖まった気がした。
さて。仕事しますか!
その前に、ソレイユに報告しなくちゃね!
第二.五話 The god of sun→←第二話 This is power.This is magic. 2
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Yuno@Ivy(プロフ) - シナさん» いいけど! (2021年6月5日 14時) (レス) id: 95f52336b6 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - Yuno@Ivyさん» シナ「貴方も私の小説に出てきて良いかしら?ほら、無許可でやると違反になる可能性があるから。」 (2021年6月5日 14時) (レス) id: ef666f2ab3 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - Yuno@Ivyさん» シナ「私も、小説作ろうかな。」優菜「良いじゃーん。作りなよ。私達も出てくるよね?」シナ「うん!!オリキャラ達もでてくるしYunoさんも出てくるし!」優菜「おぉ〜、ごうかやな!」 (2021年6月5日 13時) (レス) id: ef666f2ab3 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - Yuno@Ivyさん» 優菜「おぉ〜!それは楽しみだ。」友梨奈(ゆりな)「私もよぉ〜。楽しみだわぁ。」 (2021年6月5日 13時) (レス) id: ef666f2ab3 (このIDを非表示/違反報告)
Yuno@Ivy(プロフ) - シナさん» ありがと!優菜と友梨奈は一番早く出てくるね (2021年6月5日 13時) (レス) id: 95f52336b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Alice | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Hujosi28283/
作成日時:2021年6月1日 17時