(株)JWHDの人気者の彼と（D.SHIGEOKA＆N.KOTAKI） (ページ41)

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JWHDーNozomu.K－20 ページ41

【外】

(しゃがみこんでる)

あ「ウソでもあないな事言うてほしくなかったなぁ(涙)」

「せやな…あれは望が悪いな」

あ「…流星君…(涙)」

流「何て顔してんねん(苦笑)望やなくてごめんな？

まぁでもアイツも…」

あ「ねぇ流星君…」

流「ん？」

あ「何で望は私の事選んだんやろ…

望の周りには心配せんでもいいくらい可愛い女の子達が沢山いたのに

何で私なんか…」

流「……それは望に聞かな分からへんなぁ…

じゃあ、Aちゃんこそ、何で望の事選んだん？

Aちゃんの周りだって、イケメンな奴沢山おったやん

特に俺とか…？」

あ「流星君なんか勿体ないよ(苦笑)

まぁそれ言ったら望もなんだけどね…

だけど…

望がこんな私にでも優しくしてくれるし

手握ってきたり、抱きしめてくれたりなんかしたら

好きになってしまうやん…(涙)

ダメだって分かってたのに、自分の気持ちに気づいたらもう…

告白してくれた時、望の本気の目を見て

望の事信じようって思ったのに…(涙)」

流「……なぁAちゃん

望と幼馴染の俺から言わせてもらうけど…

Aちゃんが初めてやで？」

あ「えっ…？(涙)」

流「望が自分から必死になってアピールする程

人を好きになって告白したのは…」

あ「…そんなの嘘だよ…人気者の望なんだから…」

流「やからやって

人気者やから確かに言い寄ってくる女は沢山おった

せやけど、そういう女とは長続きせぇへんかった

それなのに、Aちゃんとは３年も続いてる訳やし

それに望は…」

あ「…(下向く)」

流「はぁ…まぁとにかく心配せんでも望はAちゃんの事

大好きやから心配すんなって事

さっきのやって、勢いで言うてしもて絶対アイツ後悔してるし

嘘でも俺と付き合えなんか思ってへんから大丈夫」

あ「でもあんな事口から出てくる時点で…」

流「Aちゃんは不安なんやろ？

昨日もすっぽかした事を怒ってるんやなくて

他の女といたから望が離れて行くか心配やったんやろ？

それちゃんと望に言うた？」

あ「それは私の我儘で望を束縛したくない」

流「我儘言ってもええやん、やって彼氏なんやから」

あ「っ…」

流「はぁ…言うなって言われてたけど…

望は俺と会う度にAちゃんの話ばかりやし

何より望こそ不安になってんやからお互い本音ぶつけや？」

あ「流星君…有難う、望とちゃんと話してみる」

流「おん(笑)」