(株)JWHDの人気者の彼と（D.SHIGEOKA＆N.KOTAKI） (ページ13)

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JWHDーDaiki.Sー11 ページ13

あ「えっ…それはどういう…」

重「そのまんまの意味ではあるんやけど…」

あ「気持ちは嬉しいけど、重岡君とは部署も違うし

何より、社内で人気者の重岡君だから

私の為に時間を使ってもらうのは申し訳ないし…」

重「確かに部署はちゃうけどさ…

やからこそ、話せる部分もあると思うねん

それに俺、知ってんねんで？

部署が違う俺には頼れへん言うてるけど、

流星とはちょいちょい飲みに行って相談とかしてるらしいやん」

あ「あ…それは…流星君も先輩でもあるけど

年齢近いから、よく誘ってくれて…

それに、お酒の勢いと流星君、ああ見えて話上手だからついね…(苦笑)」

重「ほんならさ…

俺でもええんちゃう…？

俺は流星より、話は得意な方と思ってるし

何より…

他の男やなくて、俺が…(Aを見つめる)

俺だけがAちゃんの頼れる存在になりたいねん」

あ「っ…重岡君…」

警備員「あの～お取込みの所、申し訳ないですが…

消灯時間の為、施錠したいのですが、よろしいですか？」

重「あ、はい、すんません…今出ます」

警備員「よろしくお願いします」

あ「(片付けながら)あ…重岡君どうやって帰る…？

もう終電もなくなってるし、私はタクシーで帰ろうと思うけど…」

重「あ～俺、今日、車で来てんねん

もし、Aちゃんが良ければ、俺が送っていくけど？」

あ「えっ！いやいやそれこそ迷惑じゃ…」

重「こんな時間に1人で帰させる方が心配やわ(笑)

ついでやから、乗っていき！

心配せんでも安全運転するんで(笑)」

あ「じゃあ…お言葉に甘えて…」

重「おう！(笑)

おしっ！忘れもんはないか？」

あ「うん」

重「よっしゃ！そしたら、こっちや！」

あ「(また中途半端になってしまったけど

重岡君のあの言葉…)」

―――――

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