ギュのいるオフィス (ページ3)

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コレは営業用ページ3

ギュsaid

あ、むっとして行っちゃった…

Aのきー！！ってする反応がおもしれーのに

ドン『コラ、キュヒョナ！！Aちゃんいじめちゃダメでしょ！』

ギュ『別にいじめてませんよ』

イジるといじめるは違います

ドン『なんで服装の事言うの？別に普通にオシャレじゃん』

まぁね…
あのダボっとした服も
普通の女の子が着たらただのボーイッシュなんだけど

小柄で顔も小さく、手足の長いAが着ると

なんか様になって、ちゃんと女の子になる

似合うっちゃー似合うんだけど……

ギュ『もっと女の子らしい格好したら、どこまで化けるのか気になりません？』

そう言うと、色恋が好きなヒョンはやたらと食いついてきた

ドン『なに？…Aちゃんの事気になってんの？』

ギュ『別に…ちょっと興味本位なだけです』

そう…あくまで興味

別に…女の子に困ってる訳でもないんでね

……………

さてと、
うるさい奴が営業から帰ってくる前にさっさと出よっと

会社を出て、今日は少し遠回りをして、目的の場所へ

少し服装を整え、
仕事用のPCメガネを外して、ふー、っと深呼吸

よし、っと自分のタイミングで扉を開ける

…『お、Aちゃん。いらっしゃい』

『こ…こ、こんばんわ……』

会社近くの、とあるバルに週末立ち寄るのが

ひそかな私の楽しみなのだ

…『今日は時間通りだったんだね』

『あ、はい。順調に終われました』

…『そっか。よかった…あ、いつものでいい？』

『あ、お願いします』

…『了解。お連れの方は…何にします？』

………え？お連れの方…？

ギュ『…とりあえずビールで』

ガタンっ！！！

な、な、なんで！？

ギュ『気付くの遅……』

なんであんたが居るのよ！！チョキュヒョン！！

と、思うも、驚きで声が出ない…

ギュ『なぁーに色気付いてんだよ…』

頭をポーンと弾かれて、されるがまま…

『ちょ、な、なんで？？』

ギュ『事務所に戻ろうと思ったら、Aが歩いてんのが見えてついて来た』

『…はぁ？』

ギュ『眼鏡はずしてたからさ…どんな顔してんのかな、っと思って』

くいっ…と顔をキュヒョンの方に向けられ

営業人特有の華やかな笑顔を私に向ける

ギュ『お前……結構かわいー顔してんのな』

ドキン、ってなるなバカ…

こいつらのコレは…営業用だって

わかってるでしょ…？

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