コード・ブルー -Blue Serenade-

kiss me．【キスマイBUSAIKU!?】 ページ12

今回も登場人物がとっても多いので、「」の前に苗字を打ち込むことにしました。

台本書き寄りにはなってしまうかと思われますが、そこは目をつぶってくださると有難いです。



基本はgirl視点でお送りいたします。
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北山「キスマイBUSAIKU!?

本日のゲストは豪華すぎるこのおふた方、山下智久さん、宮瀬Aさんで〜す！」

山下「お願いします」

貴「宜しくお願いします」



巻き起こる大きな拍手に包まれて、私は智くんの横で、微笑んで頭を下げた。



北山「やばい、本物の宮瀬さん…」

藤ヶ谷「やっぱり香坂先生のときとは雰囲気変わりますね」

貴「あはは、現場入ると顔が別人ってよく言われます」



今日の衣装は、智くんがチェックのお洒落なスーツということで、私もそれに合わせてチェックのノースリーブワンピース。



髪も毛先を巻いて、メイクも香坂先生よりちょっとだけモードな雰囲気にしてもらった。



千賀「僕観てますコードブルー」

山下「ありがと〜」

千賀「本物の藍沢さんと香坂さん…」

貴「うんうん」



私が笑いながら頷くと、千賀くんはやっべー超カッケー！と興奮気味だ。



千賀「1話の、あの上をこう脱いだときの、山下さんの裸の、もう半端ないの」

貴「っふふ」

北山「それ宮瀬さんが恥ずかしがりながら言うといいけどさ、お前が言うと気持ち悪いな!?」



智くんの隣で思わず顔を覆った私に、スタジオに笑いがあふれる。



そんな中、千賀くんのトークはヒートアップ。



千賀「あのねぇ、正面のカットから、横のカットになるんだけど、横のカットになった瞬間に、胸のふくらみが…もうDカップくらいある？」

貴「っふ、あっはは！」



ついに堪えきれずに笑い声を上げて、女子ですよねもうそれ、と思わず関西弁で答えてしまった。


山下「笑いすぎだろA。

いやあれはね、照明とかでね、ちょっと盛れてるだけであって」


千賀「……触っていいですか」



あかん、千賀くん面白すぎるって。



山下「いいよ、見栄張って力入れるから俺」



腕を身体の前に持ってきて、ぐっと力のこめられた胸筋に千賀くんが手を触れる。



千賀「あぁ〜すごいですね」

玉森「この腕と胸筋に宮瀬さんが包まれるんですよね」

貴「う、うん…まぁそうなるね？」



なんか改めて言われると、照れるねんけどなぁ。

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