髪を結ったなら sgi ページ8
『須貝さん！どんな髪型が好きですか？』
｢お、A。急にどうした？｣
『髪型が決まらないので須貝さんの好みに寄せてみようかなと！』
｢なんでそんな可愛いこと言うの？？ハート撃ち抜かれちゃうよ｣
そんなに変なことを言っただろうか。分からないので取り敢えず首を傾げた。
そうすると須貝さんは悶えるように首をふってこちらをじっとみた。
｢んーとね、ポニーテールみたいかも｣
ポニーテールか。正直、この年齢でポニーテールをして許されるのだろうか。
『この年齢でポニーテールって許されますかね』
｢まだまだ若いから大丈夫｣
まぁ、須貝さんがそこまで言ってくださるのならせっかくだしポニーテールに髪を結ってみよう。
鏡を見ながら櫛を使って高めの位置で髪を結う。そして須貝さんの方を振り向いてみる。
『どうですか？』
｢めっっっっっちゃ可愛い！！！｣
と、大袈裟なまでに褒めてくれた。
｢あ、でも…｣
と言って須貝さんの顔が少しくもった。
『どうかされましたか？』
｢Aの綺麗な項が他の男の目に晒されるのは許せん｣
『別に綺麗でもないですし、誰も見てませんよ』
｢俺が別の結い方してあげる｣
と、言うので須貝さんにお願いしてみることにした。
｢スタイリストのナイスガイの須貝でーす。よろしくお願いします〜｣
『お願いします〜』
などとふざけながら進めていく。
｢Aの髪ってさらさらだね｣
『そうですかねぇ』
｢ご希望などはございますかー？｣
『須貝さんが私に似合うと思う髪型にしてくださーい』
そう言えば彼はうーん、と首を捻りながら私の髪を結っていく。その手つきはまるで過去にしたことがあるかのようで。
『…元カノとかにもしてましたか？』
｢なに、妬いた？｣
『少しだけ』
彼は嬉しそうに笑いそして出来た！と私に告げて鏡を差し出した。
『わ、すごい』
横から髪を編み込み、下の方で1つに結われていた。
｢よし、これでデート行こ！｣
『はい！』
｢あ、でもこんなに可愛いAが他の人に見られるのは許せん｣
『さっきもそれ言ってましたよ〜。私は須貝さんしか見てないので安心してください』
と言って、行きますよ〜と玄関に向かうと彼も私のあとを追ってくる。
また彼に髪を結ってほしいななんて思ったのは私だけの秘密だ。
今はまだこの距離感で fkr→←夏の空に打ち上がる花火は secret
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音穏(プロフ) - まりちゃむさん» 本当ですか！！そう言っていただけて嬉しいです！リクエストありがとうございましたー！ (2020年12月14日 8時) (
レス) id: ec43fdd9d2 (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - 音穏さん» リクエスト叶えて下さってありがとうございます。まさにって感じです！笑 (2020年12月13日 20時) (レス) id: 3c5d7a454e (このIDを非表示/違反報告)
音穏(プロフ) - まりちゃむさん» 解釈違いでしたか…。ごめんなさい…。新しい作品を書かせていただきますね！申し訳ございませんがもう少しお待ち下さい…！ (2020年12月10日 7時) (レス) id: ec43fdd9d2 (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - 音穏さん» リクエスト叶えて下さってありがとうございます！こっちのバージョンも好きなんですが彼女は年下であまり賢くなくて頑張って伊沢さんが出した本を読んでてそれに気づかない伊沢さんにかまちょされるイメージでした...。 (2020年12月8日 9時) (レス) id: 3c5d7a454e (このIDを非表示/違反報告)
音穏(プロフ) - まりちゃむさん» わー！お返事遅くなってしまいすみません…！リクエストありがとうございます！できるだけ急ピッチで書かせていただきます！ (2020年11月23日 9時) (レス) id: ec43fdd9d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音穏 | 作者ホームページ：
作成日時：2020年7月21日 21時
