C型2 ページ3
C型は学校に私を合わせて二人。もう一人は河村千夏子という女子の先輩。話した事はない。苛められているのをちらりと見ただけだ。遠目からでも指が4本しか無いのが分かった。
もしかしたらこの学校には多くのC型がいるのかも知れない。不登校という世界に住む人々。学校という拷問から逃れたC型もいるのかも知れない。
私は母親が「学歴...学歴...」と言うから逃れることはできない。いや、したくない。
「C型だから、勉強しなくてもいいってものじゃないでしょ？A？」
学校に行きたくないと泣き喚いた時、母親はゆっくりと語った。学校に行け、と言われたことに対する憤りもあったが、これは母親の愛。C型だからって私に色々なことを諦めて欲しくないそうだ。
苛められているのを知っているのに行け、と言わなければならない母親の気持ちは当時の私には薄々伝わっていたのかもしれない。泣き喚いた次の日からは学校に対して行かなければならないという思いが強かったから。
「A......ご飯よ」
食卓には僅な白いご飯とモヤシの炒め物が貧相に存在していた。
今の私はそれが泣けた。
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革ベルト
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優乃α - さややさん» ありがとうございます！18ﾌﾗｸﾞ立たないように頑張ります！基本からありがとうございました。 (2017年10月20日 18時) (携帯から) (
レス) id: f9f0085efd (このIDを非表示/違反報告)
さやや - 読ませていただきました。世界観が独特で良いですね〜。とりあえず、！や？の後には空白を入れ、( … ) は２つ並べて使うようにしましょう。あと、お節介かもしれませんが、もしもこの先過度ないじめ等の表現がでる場合、18フラグを立てることを推奨します。(^_^;) (2017年10月19日 23時) (レス) id: d75e08b190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優乃α | 作成日時：2017年9月17日 12時
