能力別実力主義。【男主】 (ページ3)

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日常ページ3

朝。

清々しい太陽とともに聞こえてきたのは爆発音。

『うるさ、』

そしてサイレン。

ﾋﾟｨｰｰｰｰ

教師が追いかける声が聞こえる。

「丁度いい目覚ましになりましたねA様。おはようございます。」

気ダルそうに答えるAには起きる意志は見られない。

『くそぉ～。りいとの奴。』

毎日大量の薬の副作用でフラフラなAからしてみれば、親友の神谷りいとは少し羨ましい存在であった。

食堂に向かう途中りいとに遭遇した。

『今日も元気だったな。先生がお前を朝飯前に解放するなんて珍しい。』

「おはようA。いやあ本当は食べれないつもりだったんだけど
僕があまりにお腹がなるもんだから話にならんってね
取り敢えずご飯食べてこいだって。」

顔はこんなに綺麗で整っているやつなのに
どこかおかしく思って思わず笑う。

『変なやつ』