145話 ページ46
剛 side
剛「一人で行っても楽しないやん」
光「オレと行っても楽しないで」
ふぅ、と力が抜け、背もたれ代わりに体重をかけられる。
ふわり香ったのは 髪の匂いだけじゃない。首筋から、このバスローブの中からだ。
光「ん、ありがと」
剛「もう片方は？」
光「…ぁー………やって」
用意したタオルで 揉んでいた手を拭いてやって、
もう片方に手をかける。
剛「けど今行くなら パラソルが必要やんな」
光「……まだいうか」
剛「暑いのあかんやろ？」
光「……」
剛「汚れるのもあかんし、汗かくのもあかんし、」
光「………」
指圧で掌を押していきながら、目線を下に落とす。
空いた隙間から 桃色の飾りが丸見えだ。
あぁ……無防備 最高。
光「終わり。なんか飲みもん」
剛「コーヒー お作りします」
光「炭酸系がいい」
剛「コーラ？」
光「ん」
剛「はい」
コーラはさすがに厨房に行かなければ。
先程と同じように 手を拭いてやって、タオルを台車に入れ込む。
洗濯していた枕カバーやバスタオル、その他諸々が出来上がってる頃だろう。
ついでに持って来よう。
剛「光一、寒ない？大丈夫？」
光「ん、ちょうどいい」
視界に入る 外の世界は薄暗く、どうやら小雨から本格的な雨に変わったようだった。
横殴りの雨。風も強いことがわかる。
…今日は アパートに行こうと思ってたんやけどな。
光「剛？」
剛「いえ、では少々お待ちください」
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「きゃっ」
剛「っ、と、…大丈夫？」
メイド「申し訳ありませんっ、だ、大丈夫ですっ」
この子、
メイド「お怪我はありませんか？」
剛「大丈夫です。
、……それ、手に持ってるのいいですか？」
メイド「え？、あ、これは、落とし物みたいで」
多分 光一が言うとった仲のいい新人メイドやな。
年も近そうやし、光一が時々ため口になるっちゅう…、、
剛「いえ、これは今日洗濯物に出した枕カバーです」
メイド「っあ、そうなんですか。すみません、」
剛「……、ほかにもありましたよね？」
洗濯ルームから出てきたんだから。
一般の洗濯ルームじゃない。光一が使うルームだ。
メイド「っ、もしかして、バスタオルとかもですか…？」
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チョコミン党。(プロフ) - 無言電話080かぁ、携帯やんけ。男の名前沢山あるのも真子ちゃんやってんなぁ…w 光一様、勘弁なさって下さい。私も剛くんと一緒に天を仰いでしまったでは無いですか。女ちゃん絶対まだ来るよな…とワクワクしています！光一様と剛くんの進展具合も凄くリアル…✨ (6月2日 2時) (
レス) @page44 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 女さんの心境あんな感じだったのか…ホス狂感が強くて面白くなりそう。光一様を女性だと思ってる所がこれからどうなるか楽しみ‼︎久々長ちゃん、ジャスチャーは私も無意識に思い浮かびましたw剛くんの興味無い人には塩対応なの可愛すぎます…‼︎ (5月25日 2時) (レス) id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 態々返信して下さり有難う御座います‼︎勝手に独り言喋ってたんで迷惑で無いかと不安だったので嬉しいです‼︎見つけた時からこの作品が大好きでめっちゃファンです‼︎これからも応援させて下さい‼︎(〃ω〃)✨ (5月25日 2時) (レス) @page42 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - チョコミン党。さん» 小説を読んでいただきありがとうございます。チョコミン党。さんの考察とか心情が面白くて、日々の励みになってます。今後もどうかこの作品をよろしくお願いいたします。 (5月24日 20時) (レス) id: 8e7cef55fe (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 先が長い…剛くん頑張れw いよいよ顔覚えられたの小人的には私も剛くんと同意見ですwこの後あの女性は更に仕掛けてくるのかなあと思ってます…そしてやはり何だかんだ室長が強敵ですね。/最近暑くなったり色々ですので、体調崩されません様に… (5月19日 0時) (レス) @page40 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2022年7月28日 23時
