141話 ページ42
剛 side
長瀬『それほんとっ？！つよちゃん』
剛「ん、ほんま。あの女やろ？」
長瀬『そうそう！ギラギラの爪して、
ぼんっきゅっぼんっ、の』
電話外でジェスチャーしたのが容易にわかる。
主に 容姿がどうとか、言葉使いが汚いとか。
最近は 長ちゃんのいるホストクラブにも顔を出していないそうで、居場所がばれたのは誰かが口を割ったと思ったがそうではなかったらしい。
長瀬『つよちゃんのストーカーで有名だよ、あの子』
だから誰も口を利かなかったんだと。
それは仕事として成り立っているのか、と問いたいところだ。
長瀬『ん〜、もう出禁にしてるからさ』
剛「ほんまごめんな」
長瀬『いやいやっ、つよちゃんが謝ることないって。
むしろ危険なお客さんだからさ、
うちもストーカーされないようにって」
まぁ、それはいえる。
やっすいホストクラブなら どんな客でも受けるが、長ちゃんがいるとこはそんな所じゃない。
剛「さすが都内一等地」
セキュリティーは並ではない。
長瀬『２、３回様子見たのが仇になっちゃったけど』
ー こんこん
剛「ちょお切るな」
長瀬『またね〜』
通話を終了し、ドアノブを捻った。
剛「どうされましたか？」
そこにいたのはメイド服をきた真子ちゃんだった。
もう仕事は終わってるだろうに。
そんなことを考えながら もう一度声を掛けると勢いよく抱きつかれる。
メイド「剛さんっ、怖いですっ」
・・・・・。
・・・・。
剛「なんかあったん？」
風通しのいい長ズボン、風通しのいいTシャツ。
これから寝るところだったので、仕方がない。
とりあえず長くなりそうなので、部屋へ招き入れた。
剛「紅茶がええ？それともコーヒー？」
メイド「…紅茶で。お砂糖いっぱいの」
お砂糖はそこにあるから自分でな。
湯を沸かして ティーカップに入れる。
俺も寝たいので 同じ紅茶を飲むことにした。
剛「はい、砂糖はそこにあるからな」
メイド「ありがとうございます」
剛「…んで、真子ちゃんが怖いのは雷とか、風で物音が
するとか、」
メイド「違うの」
そうやろうな。
雷鳴ってへんし、風も無風。
メイド「ここ最近ずっと無言電話が続いてて」
剛「へぇ」
メイド「真子 怖くてっ」
無視したらえんやないか？
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チョコミン党。(プロフ) - 無言電話080かぁ、携帯やんけ。男の名前沢山あるのも真子ちゃんやってんなぁ…w 光一様、勘弁なさって下さい。私も剛くんと一緒に天を仰いでしまったでは無いですか。女ちゃん絶対まだ来るよな…とワクワクしています！光一様と剛くんの進展具合も凄くリアル…✨ (6月2日 2時) (
レス) @page44 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 女さんの心境あんな感じだったのか…ホス狂感が強くて面白くなりそう。光一様を女性だと思ってる所がこれからどうなるか楽しみ‼︎久々長ちゃん、ジャスチャーは私も無意識に思い浮かびましたw剛くんの興味無い人には塩対応なの可愛すぎます…‼︎ (5月25日 2時) (レス) id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 態々返信して下さり有難う御座います‼︎勝手に独り言喋ってたんで迷惑で無いかと不安だったので嬉しいです‼︎見つけた時からこの作品が大好きでめっちゃファンです‼︎これからも応援させて下さい‼︎(〃ω〃)✨ (5月25日 2時) (レス) @page42 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - チョコミン党。さん» 小説を読んでいただきありがとうございます。チョコミン党。さんの考察とか心情が面白くて、日々の励みになってます。今後もどうかこの作品をよろしくお願いいたします。 (5月24日 20時) (レス) id: 8e7cef55fe (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 先が長い…剛くん頑張れw いよいよ顔覚えられたの小人的には私も剛くんと同意見ですwこの後あの女性は更に仕掛けてくるのかなあと思ってます…そしてやはり何だかんだ室長が強敵ですね。/最近暑くなったり色々ですので、体調崩されません様に… (5月19日 0時) (レス) @page40 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2022年7月28日 23時
