127話 ページ28
剛 side
光「1週間、顔見せんな」
朝、仁王立ちで凄んだ顔に言われたのは コレだった。
いや 確かに 思い当たる節はある。あり過ぎるくらいある。
2日前、俺は光一を襲った(最後まではしてないし、なんなら序盤も序盤で終わった)
1日前(つまり昨日)、目が合う度に逸らす・触れるたびにびくり、と肩を震わす という俺にとって最高の反応をしてくれたため、意地でも目を合わせて、触ってやった。
剛「光一様」
光「近づくな」
……。
あり過ぎるくらいあるのだ。
剛「ご飯が冷めてしまいますよ」
光「そこに置いとけや」
埒があかない。
これでは ここに初めて来た時と何も変わらない。
すっかり無防備になったかと思えば、、あぁ失敗した。
剛「では、またこちらへ参ります」
テーブルに朝食をセットし、部屋を出た。
剛「……はぁ」
バスローブから 出た白い脹脛(ふくらはぎ)、艶のある唇。
そういう処に目がいく辺り、加速しているのが分かる。
……ホンマに1週間 顔見んほうがええか？
剛「どう思います？」
警備の門番に問いかけてみる。
と、中から ガシャン、と音がした。
剛「……はぁ」
世話が焼ける。
剛「どうされました、光一様」
光「うるさい」
箸を落としたのか。
それにしても よく響く部屋やな。
門番に金を渡さなければ。
剛「差し替えますので、席にお掛けください」
おしぼりと、替えの箸を持って 傍まで行く。
恐る恐る伸ばした手に、やはり最高だな、とほくそ笑んだ。
剛「光一様」
光「ぇっ、………なんやねん…」
ふい、と逸らされる目。
剛「先日は申し訳ありませんでした」
光「………いい」
剛「昨日も謝罪をしようと考えてはいたのですが、
視界に入ろうにも 視線が合わないので」
箸を回収して、お盆に乗せる。
光「…それであんな、……もう、ええわ。わかったから」
剛「はい、失礼します」
扉前まで行き、振り返る。
光一は静かに 朝食を食べていた。一人、寂しそうに。
まぁ、俺の知ったことではないが。
光「さっきの、」
剛「はい？」
光「…」
剛「…」
光「１週間、休みはあったほうがええやろ。
…彼女に 会いに行ったらええやん」
剛「…」
光「剛、ちゃんと大切にせなあかんで」
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チョコミン党。(プロフ) - 無言電話080かぁ、携帯やんけ。男の名前沢山あるのも真子ちゃんやってんなぁ…w 光一様、勘弁なさって下さい。私も剛くんと一緒に天を仰いでしまったでは無いですか。女ちゃん絶対まだ来るよな…とワクワクしています！光一様と剛くんの進展具合も凄くリアル…✨ (6月2日 2時) (
レス) @page44 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 女さんの心境あんな感じだったのか…ホス狂感が強くて面白くなりそう。光一様を女性だと思ってる所がこれからどうなるか楽しみ‼︎久々長ちゃん、ジャスチャーは私も無意識に思い浮かびましたw剛くんの興味無い人には塩対応なの可愛すぎます…‼︎ (5月25日 2時) (レス) id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 態々返信して下さり有難う御座います‼︎勝手に独り言喋ってたんで迷惑で無いかと不安だったので嬉しいです‼︎見つけた時からこの作品が大好きでめっちゃファンです‼︎これからも応援させて下さい‼︎(〃ω〃)✨ (5月25日 2時) (レス) @page42 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - チョコミン党。さん» 小説を読んでいただきありがとうございます。チョコミン党。さんの考察とか心情が面白くて、日々の励みになってます。今後もどうかこの作品をよろしくお願いいたします。 (5月24日 20時) (レス) id: 8e7cef55fe (このIDを非表示/違反報告)
チョコミン党。(プロフ) - 先が長い…剛くん頑張れw いよいよ顔覚えられたの小人的には私も剛くんと同意見ですwこの後あの女性は更に仕掛けてくるのかなあと思ってます…そしてやはり何だかんだ室長が強敵ですね。/最近暑くなったり色々ですので、体調崩されません様に… (5月19日 0時) (レス) @page40 id: 8558ed1b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皐月 | 作成日時：2022年7月28日 23時
