わたしにだけ好きになる魔法かけて? ページ27
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「え!?なに!?先生イメチェン!?かっこいい〜〜!!!」
朝から元気だなあとほぼ寝起きの私には到底出せないトーンの声が、良い目覚まし時計になった。キャピキャピな女子生徒に囲まれて嬉しそうな顔の川西先生。
……えっ、ちょっ、かっ、え…???
A「……っ、…いい…」
涼介「あんだってぇ?!」
A「だ〜〜〜っっいい!!!」
涼介「うっせA」
A「待って…かっこいい…、え、むりなんだけどかっこいいむり好き」
光「そうだねえかっこいいねえ良かったねえ」
大貴「朝から元気だなおまえ」
分け目は変わってないんだけど毛先遊ばせてるの、ちょーいい…具大的には言葉が足らないからゆるして、なによりかっこいい。
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「かっこいい」って素直に言える女子たちが羨ましい。私は言えない…しなんならこのにやけた顔を見られたくないがために目を逸らしちゃうタイプ。
…なのに、女子たちから褒められてにやにやしてる先生にもやもやして、自分からいけないくせして無力だから自己嫌悪モード…。
でも、たぶん…、もう一生いけないんだろうなあ、嫌われてるしなあ(笑)。
「ここテスト出るからなあ〜」と肘までシャツを捲った先生がめっっちゃかっこいい。なんでこんなにかっこいいんだろうう…。
完全夏服仕様になったうちの学校ありがとう。クールビズありがとう。腕まくりの上にイメチェンした先生は世界いちかっこいいです。先生は魔法使いなのかもしれない。
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作者名:みずたき x他1人 | 作成日時:2018年11月10日 21時